一刀両断で傷を負う
一瞬の事なのに、一晩寝ても忘れられない。
そんな人がいる事を相手は知らない。
昨日レジでクーポン等お持ちでは無いですか?と問うと「ないっ!」と返された。
サングラス🕶をかけているので表情が分からない。
カゴを置いた後もふらふらして目の前に居ない。
会計までプンプンしていた。
何か気分を害する事をしてしまったのだろうかと考える。
混んでないし、私が嫌なら別のレジへ行けば良いだろうに。
ひと言の「ないっ!」でバッサリ切られた感じがした。
ひと言で傷を負った。
気づかない内に誰かを傷つけ傷つけられている。
笑顔で「ありがとう。ありがとう」と言うお客さんがいる。
それが出来るって素晴らしいと尊敬する。
とても難しいけれど、少しでも近づける様に努力したいと思う。
以前益田ミリさん原作、原田知世さん主演のドラマが好きで見ていた。毎回うんうん、そう言う事ある。分かる。と傷ついた客に感情移入し、原田知世さんが演じるトウコから勇気をもらっていた。そのドラマを思い出した。
エンディングに流れる森山直太朗さんの歌も心に沁みる。良いドラマでした。
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