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この上なき幸せのアイスランド旅 〈後編〉




intro


昨晩、ハウスメイトと

話題の映画「オッペンハイマー」をNetflixで見ました。


映画の長さが3時間もあったので、一度見ることを断念したのですが

19時から見始めれば22時終わるからと、

昨日急に決めました 


もちろん音声・字幕は英語ですので、多くの表現において理解できなかったところはありますが

大まかには内容を理解できたと思います。

【ネタバレ有りかも】










その上で、とても面白かった、と一言で表現してもいいのかわかりませんが


私がこの映画から印象的に感じたのは、

「自分可愛さ」

について。


オッペンハイマーが
どんな理由で、どんなモチベーションで、どんな気持ちで
原爆を作っていたのか。

映画の中では、ナチスに遅れを取らないように、とか日本に圧力を、、
とかが述べられていましたが

本当の気持ちはオッペンハイマーにしか知り得ません。


トリニティ実験の成功の瞬間

オッペンハイマーに喜んで欲しくない
と、私はどこか彼に期待をしていた。

なぜなら、彼は原爆の危険性を理解しているはず
と、期待をしていたからです


あのオッペンハイマーが喜びに満ちた時も

ストロースがオッペンハイマーを追放しようとした時も

テラーが水爆に舵を切った時も


そこには、「自分軸」が色濃く見える、なんとも誠に人間らしい、

と思います。



どれだけ賢い人間であろうが、

時に”暴走”という名の、自分を守るための意思決定をする時がある。

それはとても人間味溢れる瞬間であるが、

not make senseとも思う。


そして、”その瞬間”が牙をむく。

誰かが、”その瞬間”にスポットライトを当てる。


その誰かというのは、

もしかしたら旧友かもしれないし
同僚かもしれないし、
身を捧げた国かもしれない。


 




人間らしいとも言えるし、弱さとも言えるし。


これが今の私の表現の限界で残念ですが、

そういったコンテンツを見ることが出来て良かったぁ


といった締めです。


このかたの評論もぜひ併せてどうぞ。



はい、本編です。





アイスランド旅ー後編ー



アイスランド旅後編物語にお越しいただきありがとうございます。

前編がまだだよという方はこちらから。



前回の予告通り、後編では

トマト農園・自炊・オーロラ・温泉

についてお話ししていきます。

どうぞお楽しみください〜



フリィズへイマル農園


もしアイスランドに行ったら、是非ともいってほしい場所。

レイキャビックから車で1時間ほどにある、トマト農園です。

外から見るとこんな感じ。温室であることが伺えます。


こちらのトマト農園、エネルギーを地熱によって賄っており
極寒の国アイスランドであっても、トマト栽培を可能にしております。

この農園では約2tのトマトを毎日収穫しており、年間700tにまで至ります。
そしてこの農園のみで、アイスランドのトマトシェア39%を記録しています。

これすごいですよね。


これを可能にするのが、環境にも配慮されたトマト栽培。

アイスランドの綺麗な水と、地熱エネルギー、また水耕栽培によって

少ない面積で多くの収量を得ています。



農業としても、とっても興味深い場所ですが

これだけではありません。


なんといっても併設されているレストラン。
これが度肝を抜かれるほどのクオリティです。


私たちは、残念ながら予約が取れなかったのですが
側から見ていて、まぁ美味しそう。


農園のトマトをふんだんに使った料理は目を見張るものがあります。
そしてなんといっても食べ放題のパンとトマトスープ。



私たちはテーブルの予約が取れなかったため、
イートインスペース用のカフェバーでご飯を食べたのですが、

本当にテーブルで食べたかった!残念!



もし行かれる方、必ずテーブルの予約をしてからいきましょう。

こちらHPです。





天然温泉 Reykjadalur Valley


アイスランド4日目。

旅行も終盤に差し掛かりました。

この日は、山奥の天然温泉へ。



この地域一帯は、温泉が至る所から沸いており

車で街を走っていてもそれを間近で見ることが出来ます。

こんな感じ



トレックの入り口までの移動中、非常に厚い雲があり
まるで雲海のような。


これなんだろうね、と話していると

なんと


温泉の蒸気によってできたもの!

これは流石にびっくり。




トレックの入り口には、有料のパーキングがあったのですが

やはりケチって手前2キロほどの無料駐車場から歩いて、入り口まで行きました笑


さてトレック開始です。


約2時間かけて、温泉地まで行きました。

暑いのか寒いのか。
上着を着たり脱いだり



お昼ごはん
teacher Maria
みんな仲良し
幼稚園児用プールみたいな浅瀬です


そんな感じで温泉を満喫。

時間の関係上、15分くらいで上がりまた1時間ほどかけて降りました。

上がった瞬間はもう寒くて湯冷めが笑


以上、Reykjadalur Valleyでした〜





オーロラを見た


さてアイスランド旅で、まさか本当に見れるとは、、

写真でしかみたことがない景色を、この目で見たのは

奇跡だったし、あれが誠かもわかりません。


ですが間違いなく最も美しい夜空だったと思うのです。



オーロラは、星のように常に同じ形で光るものではありませんでした。

瞬きをするごとに形をかえ、色をかえ


同じ形のオーロラは、きっと二度と巡り会えない。


しかし、これほどまでに運が良いことはないでしょう。

雲なき夜空に、街の明かりが空に反射しないように


本当に一瞬で、3月のアイスランド真夜中は凍えるほどに寒かったですが

あの興奮は、間違いなく過去1でした。




大家族になる 


前述した通り、アイスランドは物価が非常に高いため

毎回外食するというわけには行きませんでした。

渡航費や滞在費、移動費ガソリン代などが他の国よりも高くつくため

どこかの出費を抑える必要があり、


そのため私たちは、3食すべて自炊するという

なんとも面白い旅をしました。


ホテルはキッチン付きを選んだのですが、
肝心のキッチンは、キッチンとも言えるほどではなく。。。

ナイフは、パン斬り包丁だけ。

でもどうにかこうにかやり切りました。



リッチな旅ではありませんでした。

でも豊かで、それこそ人間味溢れるそんな一週間。


15キロ歩いた後に晩御飯を作る。

また次の日も歩く。

歩く 歩く 歩く


でも

自然に 隣人に 自分に

向き合った一週間。


とっても幸せでしたし、今思いかえっても幸せです。



さむそう




outro



今日は特になし!


おやすみなさい!!!


Chiro.

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