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強迫性障害あるある 【誤解なんです】

強迫性障害であるわたしは、汚染恐怖や感染恐怖といった強迫観念のせいで、触りたくないとか使いたくないとか、嫌な感情が伴う物があります。潔癖症の酷い版みたいな感じです。もちろん、わたしの強迫観念のせいであり、普通の人はそこまで気にしないよなというのは分かっているのです。

例えば、母が知人が家庭菜園で育てたという野菜を頻繁にもらって来ます。感染恐怖になる前は、普通に食べていましたが、強迫が酷くなり食べられなくなりました。
「家庭菜園だと農薬不使用で自然に栽培されていて、管理もプロのようにはされていたないはずだから、寄生虫がついているかも知れない。洗っても完全に取り切れていなかったら、胃に入って腸に入ってしまうかも知れない。そのせいで病気になるかも知れない。わたしだけなら良いが息子が病気になると困る。」という強迫観念です。

こんな感じで、強迫観念があるせいで人の好意を無碍にしてしまいます。しかし、人の好意を有難いと感じる気持ちがなくなった訳ではないのです。他人には、説明しても理解は難しいと思います。理由がどうであろうと、人から貰った物に嫌な感情を持つのが、わたしなのです。失礼な奴に映って当然なのです。同じような仕組みで、人に触れたくないとか、人が使った物を使いたくないとか、いろいろたくさんあります。

誤解と言えば誤解だけど、人から見たら誤解ではなく失礼なだけ。説明するのも大変だし、理解もし辛いはず。常にそんなジレンマを感じています。

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