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OBJのプログラムに参加して ③

 皆さま、こんにちは。この記事を見つけてくださりありがとうございます。継続して読んでくださっている方、ありがとうございます。今日は、成人の日ですが個人的には高校サッカー選手権の決勝戦に熱くなりました。部活のあり方が問い直されている現状もありますが、やっぱり全力プレーや部活で身に着ける人との関わり方、忍耐力なんかは大事なものかもしれませんね。

 さて、前回まででOBS長野校に参加者、指導者総勢10名が集結しました。今回からいよいよプログラムが始まります。前回までの記事の内容はぜひ↓をご覧ください。

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 まずは、集まったメンバーがどんな人たちだったのか?ということを書こうと思います。名前などは、個人情報なのでここでは書かないのですが、様々なバックグラウンドを持つ8名が参加しました。
(一緒にプログラムに参加した仲間たちの簡単な紹介)
・青森県八甲田山から来たバックカントリーのガイド。高校時代にハンドボールで青森県選抜に選ばれたことがある。
・長野県から参加、小学校の教員。かつて教員免許更新講習をOBJで受講した経験がある。当時46歳でチーム最年長。
・岐阜県から参加した女子大学生。当時大学4年生で学芸員の資格を取得しようとしていて進路は未定。
・長野県から参加した女子大学生。当時1年生で最初の自己紹介で「コミュニケーションが苦手」と話していた。冒険が好き
・長野県から参加した男子大学生。当時大学3年生でTasuKeと同期。このプログラムを通して、山の魅力を知ることになる。
・東京から参加した会社員の男性。山梨県出身。高校時代、駅伝で全国大会に出場したことがある。
・石川県から来た男子高校生。受験勉強の合間を縫って来たと話す。カナダと日本のダブルで年上にも物おじせず話す。

この中で、アウトドアの経験が全くなかった人は、TasuKeを含めて5名。半分以上のメンバーが初心者の中でプログラムがスタートしました!

活動開始!

 自己紹介と簡単なアイスブレイキング(緊張を解きほぐすための活動)を終えて、僕たちはロッククライミングをするために山の中へと入っていきました。集合からここまで1時間程しか経過していません。僕が普段プログラムを行っている団体では、1日かけてチームを作っていき最後に高所でのチームビレイを伴う活動をします。それを、OBSでは集合してから1時間後に行います。
 もう少し話すと、最初に行ったアイスブレイキングも真ん中にいる人が柔らかい刀を持っていてそれに叩かれないように真ん中のスポンジを踏むという活動でした。これは、僕たちの団体では最初に行う活動としては負荷のレベルが高すぎるとされている活動です。ですがこれは、これからの5日間で僕たちに大切にしてほしいことを伝える狙いがあったのです。そしてこの次の日には、このメンバーでの縦走が始まります。そのため、より早くチームを作るためにこの活動を選択したのではないか?と個人的に解釈しています。
 インストラクターのマモさんは、僕らにアイスブレイキングが終わった後に僕らに↓のような図を示してくれました。

 外側のC-zoneというのは、自分にとって快適な(Comfortable)行動を示しています。その一つ内側のS-zoneは、自分にとって少し緊張したり成功するかどうか不確かな行動を示しています。自分のC-zoneから少し足を伸ばすという意味を込めてStretch zoneと表現されることもあります。(呼び方は人によってさまざまです!)そして、真ん中のP-zoneはPanic zoneの略です。自分にとってパニックに陥ってしまうような行動、状況のことを示します。マモさんは、このPanic zoneの中にセルフディスカバリーがあると話してくれました。だから、この5日間はなるべく自分にとって真ん中のP-zoneに行ってみてほしいと僕たちに伝えてくれました。この時のマモさんの話は、後に僕たちに重くのしかかることになります。

 そんな話を聞き、いよいよ野外での活動がスタートしました!
というところで今回は終わりです笑。セルフディスカバリーを望む自分と無意識にセーブしようとする自分との矛盾。仲間の安全と自分のチャレンジをどう選択するのか?あなたにとってのチャレンジってなんですか?という問いに苦しむ。などなど、、、。身体と同じくらい精神的にも負荷がかかります!ぜひ最後までお付き合いいただければと思います。ここまで継続して読んでくださっている皆様ありがとうございます!


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