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『去就 隠蔽捜査6』『棲月 隠蔽捜査7』(今野敏・著)


2024.02.26読了。

ついつい読み耽って、真夜中。
一気にシリーズ1から読んでいるけれど、今野先生がその時代その時代で問題になった犯罪について題材にしていることが分かる。今回のストーカー殺人もしかり。法律はいつでも追いかけて作られる。現実に合っていないことも多い。現場の方々がどれだけ苦慮しているのかがよく描かれている。

2024.02.29読了。

竜崎さん、大森署最後の事件。えー!まさかこんな日が来るなんて。さみしいです(伊丹氏こころの叫び代弁)。

事件自体は、唐突にルナリアンが出てきて、なんとなくモヤっとした読後感。ただこれも、現場の捜査では、こんな風に突然サイバー犯罪が増えた、といった印象なのかもしれない。

ミステリとして物足りなくても、シリーズとしては超重要なこの巻。大森署に来てからの日々が、どれだけ竜崎さんを変えたか。異動を告げられてボーーーーッとする署長、さみしくなってしまう署員たち、それでいていつもの大森署、最後の最後でいつもではない大森署、それを見守る冴子さん、ファンが壁になって見ていたいシーンが盛りだくさんなのである!!!!!

さて、怖々と8を読み始めます!



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