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『リオ―警視庁強行犯係・樋口顕―』(今野敏・著)

2024.03.14読了。

いまいち没入できない安積班をあっさりあきらめ、樋口顕シリーズへ。こ、こちらも暗いぞ!竜崎さんがいかにバランスの取れた根暗か分かる(笑)安積氏のネガティブさが村雨さんひとりにネチネチ向かうのに対し、樋口さんのそれは、ひたすら自分へと向かっている。これなら読めそう。

シリーズの一作目で、いきなり女子高生にドキドキする情けないおじさまとして描かれてしまった樋口氏。揺れてもいいんだ最後に理性的な判断をすれば、という結末と、奥様はお見通し、というところは、竜崎家と一緒。大大円。

図書館では『朱夏』が抜けているので、次の次の『ビート』へ。


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