それでも「年収1000万円夫」を求める女性を責められない

今日は婚活について話してみたいと思います。

婚活市場は万年女性余りだと言われます。
より正確には、一部のハイスペ男性を9割方の女性が狙うので、婚活市場で実際に結婚できるのは男女ともにひと握りだ、とも言われています。

婚活女性が昔から言うセリフとして
「年収1000万円以上の男性がいい」
というものがあります。

こういうことを女性が言うと、こんな風に叩かれます。
・そう言う自分は1000万円稼げてるのか
・そんな男数%しかいないよ
・そういう男性は20代の美人を選ぶよ
・共働きで500万円ずつ稼いだ方が得だよ
・1000万円って実はセレブな生活ができる額じゃないのにそれを知らない時点でお里が知れるね
・夫が1000万円稼いでも、それはあなたが全部使えるわけじゃないよ

などなど…。
本当に色んな角度から手を変え品を変え
「1000万円男を求めるおまえは間違ってるー!」
と、言われます笑

もちろん、上記の指摘はどれも正しいと思いますし、どこかで適切な妥協点を見つけないと結婚できないだろうなとも思います。

でも個人的にはやっぱり、夫に年収1000万円を求めてしまう女性の気持ちが分からなくはないんです。

世の女性たちは、不安なんだと思うんですよね。
女性が結婚すると、妊娠・出産というフェーズが高確率で訪れるから、その間はまともに稼ぐことができなくなる。

子育ても多くの場合は女性中心だし、
そうなると、出産後は出産前と同じ働き方ができなくなるんじゃという怖さがあると思うんです。

そうなったら、自分が働けなくなっても家庭を支えてくれそうな高年収男性を選ぶのはある意味自然な流れなのかなと。

もちろん、年収が高くても浪費家だったら意味ないですし、反対に年収は平均的でも無駄遣いをしない男性だったら結果的にその方がストレスなく貯金をしつつ生活できるでしょう。

だけど婚活で適度な倹約家タイプの男性を見つけるのって、すごく難しいです!

なぜなら、「奢る、奢らない論争」が出てくるからです笑

女性が求めているのは、
「自分が家事労働や育児に時間と労力を奪われてお金を稼ぐ行為ができない時に、自分と子どものためにしっかり稼いで家計に貢献してくれる男性」
なので、

「女性のためにお金を使うことをケチってごはんを割り勘にする男性」
は一発でNGになるのです。

自分が働けなくなった時、
「それは自己責任だろ?」なんて言われて生活費を渡してもらえなくなったら困りますからね…。

一方、女性に食事をごちそうしてくれるような男性にも2タイプあって、それは
・社交的でエスコート慣れしている人、またはカッコつけたがりやお金に糸目をつけない人
・婚活はそういうものだと割り切れている人
です。

選ぶべきは圧倒的に後者ですよね。

でも、前者と後者を見分けるのはなかなか慎重にならないと難しいです。

客観的に見るとすぐにわかりそうなものですが、前者のタイプは割とかっこよく見える人が多いので、そこに女性が釣られて正常な判断ができなくなる、というパターンがそこそこある印象です。

後者の男性はお金の使い所を分かっていて、きちんと投資的なお金の使い方をする。
だけど、締める時は締める。

本当は年収1000万円がどうとかよりも、そういうお金の使い方ができるかどうかが一番大事なんじゃないかと思います。

だけど多くの場合、女性にはそういうお金の使い所が分かっている男性を選んだという成功体験がなかったり、どうしても視野が狭くなって年収や「奢ってくれるかどうか」だけに囚われたりして、うまく判断をすることができない。

私は「年収1000万円の男性と結婚したい!」という世の婚活女性の気持ちには共感します。

でも、その上で、本当に大事なのはそこじゃないかも、とも思っています。

偉そうに言える立場では全くないけれど、
男性を選ぶ時、お金に関して重要なのは、

・身の丈に合ったお金遣いができるか
・ここぞというときにしっかりお金を使う力があるか
・反対に締めるべき時は財布の紐を締めることができるか

という観点じゃないかと思います。

一方的に女性の立場から物を言ってしまいましたが、男性目線で「こんな女性となら結婚したい」というご意見があれば教えていただけると嬉しいです。

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