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授業中のおしゃべりへの対応法7選(その①)

 小学校の教員をしています。自分が授業(主に社会科)で実践してきたことや、日々の学校や子どもたちへの関わり方などについての気付きを発信していきます。みなさんの役に立ったら嬉しいです。よろしくお願いします。


 今回は授業中の「おしゃべり」への対応法について7つ紹介していきます。
※いわゆる「おしゃべり」ですが、これが起きてしまう背景には、いろいろな原因んが考えられますが、ここでは「ついつい授業と関係のないことをしゃべってしまう」という子どもの行動について対応について紹介していきます。

①.座席配置を変える
②.「おしゃべり」の相手を無くす
③.無視する(スルーする)
④.授業の流れを「見える化」する
⑤.授業の流れを習慣化する
⑥.本人に「フィードバック」を与える
⑦.「おしゃべり」をしない為の目標を設定する


①.座席配置を変える


 しゃべってしまう子どもの座席を変えることで、おしゃべりを減らすことができます。周りに、おしゃべりの相手になるような子どもを配置しない。座席の場所を、なるべく前方に配置して授業に集中しやすくするといったことも有効です。

②.「おしゃべり」の相手を無くす


 座席配置で周りにおしゃべりの相手になりそうな子どもを配置しないこととも似ていますが、注意の声かけを周りにも行い、教室全体で「おしゃべり」を減らしていくといったものです。
 私はよく子どもたちに「おしゃべりが聞こえてくるのは、誰かがしゃべっている人の『相手』をしてしまうからだよね。しゃべる相手がいなくなれば、おしゃべりは無くなるわけだから、みんなで気をつけていこう」と声をかけます。
 こういった声かけをすることで、よくおしゃべりをしてしまう子どもだけを責めてしまうことを避け、クラス全体の問題として取り組んでいく雰囲気が作られます。

③.無視する(スルーする)


 授業中に教師に関係のない話をしてきた時には、「今、授業中だから、休み時間に話すね」などと言って、その場で反応をしないようにします。

④.授業の流れを見える化する


 授業の見通しが持てないことが集中力を切らせてしまったり、不安感につながってしまう場合があったりします。
 黒板の端っこに「課題の確認→一人で考える→ペアで話し合う→みんなで話し合う→まとめ→ふりかえり」と、1時間の授業の流れを書いておくと、教師だけでなく子どもも知ることができ、見通しを持つことができます。

※長くなったので、今回はここまでにします。続きは、また次回にします。


 最後まで読んでいただいて、ありがとうございます!もし面白かったら「スキ」や「コメント」をいただけると嬉しいです。自分にとって励みになります。



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