ヴァンパイアの復活 III

I.ではVtM(ヴァンパイア・ザ・マスカレード)の日本語版が出版されるよ。
II.では、過去に日本語版出版とCRPGも出たよ、に言及しました。

今回は、説明下手な私に代わって、Wikipedia先生に説明をお願いしたいと思います。おわり。

ヴァンパイア・ザ・マスカレード

Wikipediaに対する注

先ずは何より、ヴァンパイアです。というのも、この記事の首題だからです…。最終更新 2021年7月8日 (木) 15:05に対して補足をしていきます。
たぶん、"ゲームライ"はゲームラインではないかな、と思います。
吸血鬼を中心とするゲームであり、13血族がいると書かれており…情報量少ない( ノД`)シクシク…

TRPGで吸血鬼を演じることになるであろう、というゲーム。ストーリーテリングというストーリに重きをおいたようなネーミングの通りのシステムとなっているとは思います。

ゲームメカニクスとしてのルールとは別に、この13の氏族と人間との関わりがプレイヤーキャラクターの動機付けや生き方…生き方?行動の指針となってゲームに対してうまく機能していると思います。

大雑把に吸血鬼は力があり、人間の捕食者(血)であるが、日の光の下では活動できない存在です。それ故に、Wikiに記載されている種類の人間が必要である、というところは類推できると思います。

では、他のTRPG同様にテーブルを成立させるようにPC同志パーティを組んで遊びましょう、となるか甚だ疑問ですよね。
よく映画やゲームにある構図だと、吸血鬼なのに吸血鬼ハンターとか、狼男が敵対軍勢である、といった設定が使われますが、このゲームの場合は、異なります。

人間社会と13の氏族

吸血鬼の社会を見ると13氏族がいる、というところは記載の通り。また、一族それぞれを見た場合に他のRPGでいうクラスや種族的特徴がある、というのも分かります。
多くの吸血鬼は都市生活を営んでおり、その都市で人間に隠れて生活しています。人間の集団の怖さも知っていますし、日光以外にも脅威があることを知っているからです。
そのため吸血鬼も氏族を超えて都市生活集団を成していて、秩序だった序列を持っています。また、力ある吸血鬼は、多くの場合世代が古く、氏族の始祖に近い世代ほど強いと言えます。
ゲームにしやすい仕掛けは、そこをうまく使っており、都市生活を営む集団を好まない徒党や氏族、叛徒、血が薄くこれまでの吸血鬼とことなるジェネレーションが増えてしまい秩序を保てなくなりつつあり、そこに集団の政治的なパワーバランスを変えよう・維持しよう・貶めようと、協力しながらも自分ないしは所属集団の地位向上のために奔走することにあります。
ちなみに私の氏族の従僕たるガーゴイルが記載されていないことに腹が立ちます。

ワーウルフ:ジ・アポカリプス

もう力尽きたので説明する力もありません。でもプレイヤーを増やし、コアルールの普及とその先を目指すべく、少しだけ説明します。
ワールド・オブ・ダークネスという世界を構築していますが、まずはじめにVtMが出版され、続く作品が出てWoDを形成しています。
コアルールもそれぞれ異なっていますが、クロスオーバーも可能です。が、狼男は、大地のちからと生命側の種族であり、本質的に、吸血鬼と相いれません。なので基本的には、アンダーワールドシリーズやダンス イン ザ バンパイアバンドのような関係には成れないのです。
頭にエンノイアが浮かびました…

ワールド・オブ・ダークネス

リブートした世界であるVtRでは、ワールド・オブ・ダークネスのコアルールがありますが、クラシックの方はありません。
VtMで出版されていたbyNightシリーズで吸血鬼各都市ガイドがあったのと類似の形ですね。

番外

グールの中に一項、WoD版グールの記載があります。

このページが日本語Wikipediaに存在することがすごい

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