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香港留学記 最終回 ~香港での交換留学を終えて~

日本に帰ってきてあっという間に1週間が経った。母親のおいしいごはんを食べたり、愛犬にかまちょしたり、友達とごはんに行ったり、呑みに行ったり、ドライブに行ったり。あたりまえで平凡な生活がいかに幸せなのかを噛みしめながら、日本での生活を楽しんでる。

今回の note では、1年弱の香港での留学生活での学びを改めてまとめたいと思う。

何事もなんとかなると思えるようになった

交換留学じゃなくても学べたことかもしれないけど、異国での1年弱の生活を乗り越えて、「これ乗り越えたから、これからの人生なんでも乗り越えられるんじゃね??」って思えるようになった。

住めば都とはよく言ったもんで、香港での生活には意外とすぐ慣れたし、もちろん楽しい瞬間もたくさんあった。でも、知り合いが少なかったり、英語が想像以上に通じなかったり、寮がめっちゃローカルだったり、振り返るとなかなかハードな1年弱だった。しかも、留学前までずっと実家暮らしで、親元を長期間離れたことがなかったから、家事を自分でやるのも初めてだった。当時はそこまでストレスなく暮らしてたけど、「よく1年弱もあの生活を送れたな」と今になって思う。

辛いことも生きにくいことも多かった1年弱の留学生活を乗り越えた今、大抵のことなら乗り越えられる気がする。

最後にルーミーと撮った写真。
寮出るって伝えた時、喜びが顔に出てて笑った。
てか髪長すぎ。

自分を知れた

これも交換留学じゃなくても学べたことだと思うけど、自分についての理解が深まった。日本での生活では日常を無思考に楽しみがちだけど、香港では1人の時間が多かったり、時期的に就活もしてたり、この note のおかげもあってか、自分について色々考えた。

そのおかげで、自分はどんな人が好きなのか、嫌いなのか、何をするのが好きなのか、嫌いなのか、何をするとストレスが溜まるのか、発散できるのか、とか色々自分についての理解が深まった。

社会人になる前に、自己理解を深めることができたのはよかったと思う。

全然関係ないけど、帰ってきてやっと会えた愛犬。
かわいい。

学問的にも色んな学びがあった

もちろん、交換留学の1番の目的だった学問的な学びもたくさんあった。

思惑通りだったのが、東アジアの文脈で学べること。教育の授業も公共政策の授業も、香港を中心とした東アジアに関する内容が多くて、日本に持ち帰れる学びが多かった。

そしていい意味で期待を裏切られたのが、少人数授業、体験型授業が多かったこと。大型大学だからその辺はあまり期待していなかっただけに嬉しかった。インターンとか教育実習、体験学習みたいなのが組み込まれている授業が多くて、教室では学べないリアルを肌で感じることができた。

結構きちんと勉強できたし、卒論とか仕事に活かせる学びも多かったと思う。

もったいないけど捨てて帰ってきた2学期のリーディング達。
結構真面目に勉強した留学生活だったと思う。

交換留学をしてよかったか?

友達に会うとだいたい「交換留学楽しかった?」って聞かれる。けど、この質問への返答が難しい。まずそもそも楽しむために行ったわけじゃないし、楽しさでいったら日本での生活の方が全然上。

でも、「交換留学してよかった?」だったら、答えは YES。上に書いたことを学べたし、人生経験として交換留学できたのはすごくよかったと思う。なんでって言われたら上手く説明できないんだけど、交換留学しなかったら人生は全然違った気がする。

中学ぐらいから留学したいって思ってきて、そのために大学受験を頑張って、英語も頑張ってきて、いざ夢が叶うと意外とどうってことないけど、とりあえず交換留学できてよかった。

香港を選んでよかったのか?

これもなかなか難しいけど、結論よかったと思う。

上で挙げた学びは香港だから、香港大学だからこその側面も大きいし、大事な友達もできたし、中国をより身近に感じることができるようになったし、ディズニー年パス生活もできたし。

イギリスか香港で迷ったけど、イギリスには行ったことがあったのと、当時は海外大学院に進学したいと思ってて、行くなら英米どっちかだろうなと思ってたから、イギリスじゃなく香港にした。

もちろんイギリスに行ってたらどんな留学生活を送ってたのかわからないからなんとも言えなくはあるけど、香港に行ったことを正解だったと思えるようにすべく、留学での学びを今後の人生に最大限生かしたい。

この note もめちゃめちゃ役に立った

最後に、この note もめちゃめちゃ成長に繋がった。note のおかげで、日本語の文章能力が伸びた気がする。なんなら英語より伸びたのでは、、?(笑)

読んでくださった方々、ありがとうございました!


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