香港留学記 #9
今週知って衝撃だったのが、白ワインは皮をむいた状態のぶどうで作られているということ。だから赤ワインは赤くて、白ワインは白いのか。
ディズニーの帰りに、友達とディズニーの外周を散歩してるときに聞いて、結構今年の3本指に入るくらい驚いた。
週2ディズニー
今週は2回ディズニーに行った。
1回は授業後に弾丸で決まって、夜7時に入園して1時間だけ。もう1回は、今日の午後から半日行ってきた。
ハロウィンが終わったと思ったら、もう完全にクリスマスムード。夜のクリスマスツリーの点灯式では、ドローンが空中で色んな隊列に変化したり、雪に見立てた泡が空から降ってきたりで最高だった。しかも、明日からアナ雪エリアがオープンするからか、今日はめっちゃ空いててどのアトラクションも10分待ちとかでたくさん乗れた。これに慣れちゃうと日本のディズニーとかユニバとかやばいな。
香港ディズニー楽しいからみんな来てね。
大学からのメールの話
日々大学から大量のメールが送られてくるが、最近面白いメールがいくつかあったので紹介したい。
まず1つ目は、ICUからのメール。
大学がこういった問題に関して考えてくれて、メッセージを発信してくれているのはとてもありがたいなと思う。ICUは日本社会全体と比べたらきっと相当リベラルだし、新しい価値観に寛容だとは思う。自分も、ICUに入って価値観がいい方向に変わったと思ってる。
でもそれと同時に、まだまだだなと思う瞬間も多々あったし、自分自身も知らず知らずのうちに悪意なく誰かを傷つけてしまっていることはあるはずだとも思う。
性の多様性を受け付けないのも多様性ではないか?差別をするのも個人の自由ではないか?とかいう考えの人もいるかもしれないけど、自分はそうは思わない。きっと上記のような発言をする人は、全て自分主体で考えてしまっていて、想像力を働かせることができていないんだと思う。他人に対する想像力を持った温かい社会を築いていきたい。こんなこと言っといて自分もできてるかわからないんだけど。
2つ目が、寮からの薬物使用に関するメール。
要は、薬物を使わないでっていう話なんだけど、面白いのが問題の重要性を訴える文脈で Opium Wars(アヘン戦争)を使っていること。そういえば、自分が香港について初めて知ったのは、社会科の授業でのアヘン戦争に関する歴史について習った時な気もする。
このメールを見て、歴史と今が繋がってる感覚を感じたし、教育的だなあと思った。
最後が、寮からの National Security Law(国家安全維持法)に関するメール。
2基ある量のエレベーターのうち、1基が修理中でエレベーターの待ち時間が長い(2つ動いていても長いのに)から、暇つぶしにエレベーターを待つ場所に落書きスペースが作られてたんだけど、そこに国家安全維持法に関する批判が書かれていたらしい。大学も巻き込んだ話になってるっぽくて、落書きスペースもなくなった。
政府を批判することができない状況を目の当たりにして、自分が民主主義の国で生まれ育ったことを改めて強く意識した。
やっぱり、自由な香港はもうないのかな。
どのメールも、大学とか社会のカラーが出ていて面白い。
大学から来る山のようなメールをたまにはきちんと見てみてもいいのでは?
季節の変わり目
11月も中盤に入って、さすがに香港も寒くなってきた。といっても、薄手の長袖でちょうどいいぐらい。季節が変わっても、自分のペースで留学生活を楽しんでいきたい。
ほんとはもう1個書きたいことがあったけど、疲れたからまた今度にします。おやすみなさい。
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