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20240608



夜にこうして書いていると
カマドウマがやってくるのは
たびたびのこと

今日は足元から
のぼってきたので
よほど書いてほしいのかなと思い
こうして記しておくことにします

このカマドウマ
こちらを目がけて一歩一歩
近づいてくるその足どりが
とてもしっかりとしており

よく見ると触覚が
思いのほか長く立派でした

もしかしたら
昨夏から住んでいて
冬を越した個体かもしれない

わたしの膝のあたりまでくると
満足したのか
またどこかへ消えてゆきました



日中も朝から
気がつくとまた
別の虫を観察していました

居心地のよい場所をもとめて
あちこち移動するようすを眺めながら
木陰で草をむしっていると

なんだか最近
毎日同じようなことをしているなぁ
なんてことを思いましたが
それは横に置いておき



さいごに
草むしりというと
最近おぼえた詩があるので
ご紹介させてください



草をむしれば
あたりが かるくなってくる
わたしが
草をむしっているだけになってくる

八木重吉「草をむしる」
『おいしそうな草』
蜂飼耳/岩波書店
p.3-4














今日も
皆さんの記事に

笑顔になったり
励まされたり

学ぶ楽しみを
教えていただいたり

ほんのり昔を思い出したり



そんな一日でした



今日もこうして過ごせたことに
感謝しています



改めて、ありがとうございました。






























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