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スーパーの『出来たらいいな』を考える
こんにちは、スーパーでバイヤーをしておりますアラフォー会社員です。
私は今 モーレツに昂っております。
DXの波をひしひしと感じる出来事があり『俺もやってやんぜ!』と鼻息を荒げております。
妄想が捗って夜も眠れません🤩
というのも先日 私の会社が属するグループの本体でDX推進を担当している方とお話しをする機会がありました。
話としては『グループ各社で個別に管理している商品情報を一元化したい』という内容でした。
はじめは『あぁ、作業軽減ね。よくある話』等と侮っていました。
しかし、話を聞けば聞くほど、その方の見据えてる先の奥深さ、内容の素晴らしさに心を打たれました。
その方は『商品情報を一元化』することで省人力化だけでなく、商品分析の進化や、お客さまに対する情報提供の進化等、様々な事柄の根幹を作ろうとしていたのです。
『こんなに先を見据え、確かな歩みを進めている人がいる』と知った私は
偉大な先人に敬意を表しつつ自分の成し遂げたいアイデアを妄想することにしました。
いつか実現できるように…
ずっと頭の中で流れている音楽『あんなこといいな♪ 出来たらいいな♬』
ド○えもんが止まらない!
デジタルを使ったアイデア
アイデアはデジタルを使ったもの限定で考えます。
内容は、業務改善に限らず単純に『あったらいいな』と思うものです。
ではいってみましょう。
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アイデア1号~扉付き冷ケースをデジタルサイネージ化~
デジタルサイネージとは?
ディスプレイやプロジェクターなどの映像装置を設置して情報を発信するシステム。 電子看板。 駅や商業施設なんかにあるやつです
省エネの観点からスーパーの冷ケースに扉が付くことが増えています。
特に冷凍食品売場ではリーチインケースと呼ばれる扉開閉型のケースが主流となっています
このリーチインケースは省エネ、売場効率改善などのメリットは確かの大きいのですがデメリットもあります。
『大量の扉が並んでいると売場が画一的に見え興味を引きにくい』
冷凍食品は伸長著しいカテゴリのため、新店・改装の度に売場は拡大され、
私の会社でも扉が50枚以上並ぶ店舗があります。
そうなると売場の魅せ方が難しいです。
そもそも冷凍食品売場は主通路にないことがほとんど。
買わないお客さまは素通りの可能性が高いので何とか注意を引きたい。
AIDMAの最初のA(Attention)が弱い!
AIDMAの法則
消費者が商品を認知してから購買につながるまでの「消費活動の過程」
A:Attention(注意) ⇒ 認知する
I :Interest(興味) ⇒ 興味をもつ
D:Desire(欲求) ⇒ 欲しいと思う
M:Memory(記憶) ⇒ 覚える(思い出す)
A:Action(行動) ⇒ 買う
しかし、テレビでやっていたプロジェクションマッピングを見て一計を思いつきました!
この『扉』に映像を投影しデジタルサイネージとして使用してはいかがでしょうか!?
商品のCMでも良いですし売上ランキングなんかを投影してもいいです。
陳列位置に合わせて、その商品の情報なんかが出てきたら最高です!
全ての扉を1枚の画面として使って売場を’ジャック’しても面白い!!
お客さまの立ち寄りも増えるし、商品の良さを伝えるプロモーションを流せば購買にも繋がります👍
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アイデア2号~RFIDタグで省人力とお客さま満足を両立~
RFIDタグとは?
電波の送受信により非接触でICタグのデータを読み書きする自動認識技術。
シールのように貼れるので嵩張らない。
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UNIQLOで商品をカゴに入れたまま清算できるアレです。
私も初めて使った時は驚きのあまり精算機の中を覗き込み、小さなおじさんを探したものです🧐
RFIDは1つづつ個別情報を与えることが出来、書き換えもできます。
同時に複数のタグを認識することも可能です。
このRFIDタグをスーパーの商品にも付けたらすごい可能性が拡がると思うのです。
レジ会計はもちろんのこと、在庫の把握、賞味期限の管理、万引きの防止などなど、我々の業務内容が革新します。
ICタグについてはタグ自体のコストが上乗せになるため、食品スーパーのような単価が低い商品を扱う業種では難しいとされています。
また販売する商品には大小さまざまなメーカーがあること、サプライチェーンに関わる会社が多いこと、等が障害になると考えられます。
しかし、
①タグ自体の価格が下がってきている
②レジ会計以外の省人力にも繋げれらればコストに見合う可能性がある
③レジ待ちの解消や、常に正確な在庫を把握できるなど省人力を超えた
成果を期待できる。
④経済産業省の後押しもあり社会全体での推進機運がある。
などの理由から決してスーパーも無関係ではないと思います。
これは夢がある!!
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アイデア3号~買物アプリをパーソライズ~
スーパーでも独自のアプリを提供しているところが増えました。
アプリ限定の値引き、キャンペーンの案内などお買い得情報が満載です。
私のスマホにもコンビニや よく行くスーパーのアプリは一通り入ってます。
しかし使いずらさを感じることも…
情報が多すぎて自分の欲しいものが見つからない!
そもそも自分が買わない商品のレコメンドはいらないのです!
値引クーポンの量が多すぎて、自分が欲しいものを探すのが大変です。
化粧品のクーポンを出されても困りますのよ!!👩🦰
そこでアプリの情報をパーソライズしてはいかがでしょうか?
Amazonで買い物していると不思議なくらいに自分が求めている商品がオススメを提供しています。
商品の表示件数が多いとお客さまが見てくれないので、1期間中のクーポン配信数の上限が決められています。
その決められた配信数の中で1人のお客さまに響く商品はもしかすると3割以下かもしれません。
他の7割はそのお客さまに対しては’無駄うち’となります…
もったいない!
顧客情報や閲覧履歴、購入履歴からその人が興味をもっている=欲しいもの
を解析し、重点的にPUSHできれば利便性が増すし購買にも繋がります。
今は『タイパ』の時代。買い物するにも煩わしさは禁物です。
きっと私のレコメンドは酒とお菓子で埋め尽くされることでしょう(*´▽`*)
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![](https://assets.st-note.com/img/1691045885310-SkWxty3wsJ.png?width=1200)
思い描くことは大事
今回あげたアイデアは自分の手で実現可能かどうかというのは考えておりません。
『出来たらいいな』という妄想のようなものです。
でも革新というは『夢のようなことを思い描いて現実にする』ことではないでしょうか?
だからまずは『思い描く』のです。
未来を考えるとワクワクします。
このワクワクがデジタルの勉強のモチベーションとなっています。
40歳になってもまだワクワクすることがあることを心底嬉しく思います。
ありがとうデジタル!
ありがとうアラン・チューリング!!
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