見出し画像

先日、祖父、曽祖父の法事がありました。
そこで、【薫習(くんじゅう)】についてのご住職の法話がありました。

【薫習(くんじゅう)】とは、仏教の言葉で、お釈迦様の心や行いが自然に身につくまで修業して、その心が周りの人に伝わっていくことを意味します。

初めて聞く言葉だったので字も分からなかったのですが意味を聞くと、そのような字になることに納得でした。

今日は、この【薫習(くんじゅう)】について私が考えたことについて書きたいと思います。

生き方の大切さ

ご住職は、【袈裟】を例にして薫習の言葉の説明をされていました。
ご住職は、袈裟を身にまとい、お経を唱えてくださりますが、袈裟にはお線香の香りや、その家の香りなどたくさんの香りがつきます。
その香りは一朝一夕でつくものではなく、長い年月を経てついていくものです。
ご住職にとって、その袈裟とは自分が生きてきた道、やってきたことを表すものです。

何が言いたいかというと、その人が生きてきた道、何を大事にしてきたか?は、言葉に出さずとも、オーラとなって自然と周りに伝わるということです。

大事にしたい価値観や、想いに真っ直ぐ生きている人は、会った時にそれが何となく分かる。
そんな経験は皆さんありませんか?
自分はありますし、そのような人はとてもかっこいいなと思います。
私はまだまだブレブレの人間で未熟ですが、大事な価値観、想いに真っ直ぐに体現することの重要さが、この言葉からよく分かりました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?