「存在しない本」の書評を書きました

先日発表された通り、渡辺祐真（スケザネ）さんと宮田愛萌さんが編者を務める同人誌「ミモザ」に寄稿しました。

こちらは9/7、8に行われる大阪でのトークイベント＆即売会で発売開始されるそうです。その後の販売状況などは、「文学フリマ、即売会、書店などでの委託販売を予定しております」とのことなので、スケザネさんのXやnoteのアカウントなどでご確認いただければと思います。

今回、執筆時に課せられたテーマが「存在しない本」の書評、というものです。これは以前、スケザネさんと宮田さんがパーソナリティを務めているラジオ番組でやったところすごく盛り上がり、それがきっかけとなっているそうです。

そして執筆陣が非常に豪華です。以下は、スケザネさんの記事からの引き移しです。

麻布競馬場（タワマン文学者）／杏優（演劇ユニット「太郎物語」企画・脚本・演者）／石原夏織（声優、歌手）／石山蓮華（電線愛好家、ラジオパーソナリティ）／岩井圭也（小説家）／岡田彩夢（アイドル）／小津夜景（俳人）／神永学（小説家）／鬼村笑（劇作家・劇秘密結社ピーピー・スー主宰）／工藤郁子（法学研究者）／けんご（小説紹介クリエイター）／齋藤明里（女優、読書系YouTube「ほんタメ」MC）／ジェラシーくるみ（しがないOLコラムニスト）／塩谷舞（文筆家、エッセイスト）／錫杖撫莉華（イラストレーター）／高瀬隼子（小説家）／谷川嘉浩（哲学者など）／寺嶋由芙（アイドル）／中村正明（國學院大學文学部教授）／仁尾智（猫歌人）／ヒロカ（東京でハッピーに楽しく働いてるOL）／広瀬咲楽（シンガーソングライター、俳優）／藤岡みなみ（文筆家）／三浦香（脚本家・演出家）／三宅香帆（文芸評論家）／山本貴光（文筆家、東京工業大学教授）／山本ぽてと（ライター）／吉川浩満（文筆家、編集者、YouTuber）

https://note.com/sukezane33/n/nb44d35fed6f4
改行などは引用者

普通の商業の本ではそうお目にかかれないような組み合わせというか、非常に豪華であり、かつその実力もよく知られている皆さんが集まったいい企画だな、と改めて思います。特に、小説家や書評家だけではなく、広い意味での文筆をやられている方々が集まっているのがすごくいいなと思います。スケザネさんと宮田さんというお二人が編者を務めているからこそ集まったメンバーだと思います。

僕も一編寄稿させてもらったんですが、小説家の性か、どうしても純然たる書評ではなくストーリーを盛り込みたくなってしまいまして。書評という形を借りたショートショートみたいになってしまいました。まあ、中にはこういう作品が一つくらいあってもいいだろう、ということでそのまま提出させてもらったんですけれども。

僕もまだ他の方の作品は拝読していないので、今から実物を読めるのがとても楽しみです。よろしければ、皆さんもお手に取ってみてください。