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人はなぜものをつくるのか

人はなぜ物を作るのか、っていうことを最近考えてまして。

『ヒトはなぜ絵を描くのか』(フィルムアート社)という本があります。中原佑介さんという美術批評家の方が、研究者やアーティストと対談する模様を記録している本なんですが、それだけではなくて、中原さん自身による対談の所感が記されていたり、本の冒頭と末尾に中原さんの考えをまとめたようなページがあったりします。全般的にすごく示唆がある面白い本なんですけれども、特に印象に残ったのはアーティストの李禹煥さんの発言の部分ですね。少し長いんですが、一部引用します。

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