特別編…呪術廻戦の面白さ

皆さん、こんにちは!
今回は、呪術廻戦の面白さについて語ろうと思います。
というのも、最近このアニメを見ているんですが、なぜかおもろい(笑)
どんな結末になるのか、予想ができないため、いつもハラハラドキドキしながら見ています。
今回は、その呪術廻戦がなぜ興味深いかを語り、暇な人はぜひ見てほしいと思う。
それでは行こう~!













呪術廻戦のストーリー展開(ネタばれ注意!!)

まず、設定自体が興味深い。この世界には、呪術師というのがいて、
(実際にこの世界にもいるとは思うが、そこに注目した作者がまず天才。)
そいつらは、呪霊と呼ばれる、この世界にたまった負の思いが結集されて作られたいわゆる”化け物”を対峙していく。いたってシンプルなアニメ。
でも、その呪霊を対峙していくにあたって呪術師たちのいろんな思いが交錯し、そこで紡がれていく”記憶”を呪術師たちに伝えていく。
さらに、その呪霊と呼ばれる”化け物”も、人間と話せるまで進化して、この世界を”人間”ではなく”呪霊”が支配する世界へしようとたくらみ、それを支持する人が出てきて…といったストーリー展開をしていく。


また、主人公:虎杖悠仁は、宿儺と呼ばれる史上最強の呪霊を体の中に取り込んでいて、呪術師側も、呪霊側も、この主人公(宿儺)を味方にしようと励んでいく。虎杖悠仁は、この世界中の人々を正しい死に導きたいと考えていて、彼の祖父から、「お前は強いから、人を助けなさい」と言われたことをきっかけに、自分自身もまた周りの人も正しい死にもっていくような呪術師になっていく。たいして、宿儺はその主人公の友達:伏黒に興味を持ち、こいつが成長するのを見守っているというような立ち位置となっている。







なぜ、呪術廻戦は面白いのか

もちろん、呪術師vs呪霊の戦いも面白いのだが、著者は、むしろどういう生き方を我々はしていくべきかという”一種の哲学”を伝えようとしているという風に私は考えている。
”五条悟”というキャラがこのアニメのキーパーソンとなる人物であり、彼は、いざとなれば、呪霊・人間をすべて除去できる能力を持った、現代風に言えば”原子爆弾型人間”といってもよいだろうか(笑)。
しかし、彼はそんなことを一切せず、むしろ楽観的・マイペースで呪術師の教育に専念するのだ。なぜ、呪霊をすべて殺してこの世界を平和にしようとはしないのか。「もし、仮に呪術師の上層部を全員殺したとしても、その上に上がる人たちが、クソ野郎であればこの世界は変わらない。だから、私自身が上に上がる人たちを教育して、呪霊が暴れることなく人間が平和に暮らしていく世界を目指す」と彼はこういったことを発言している。


でも、この世の中もそうでないだろうか。ソクラテス、キリスト、孔子らは、弟子たちの教育に専念し、彼ら自身で本は一切書いていない。むしろその教えに感化された弟子たちが本を書いて、そして彼らを崇め奉ったのだ。我々は、今一度私たちが生きる意味について考える必要があるように思える。”憎しみ”や”悲しみ”も爆発してしまえば、呪霊のようになって、その人の生きる根源を失いかねない世の中にある。自殺者や引きこもりが多いのもそのためであろう。その時、私たちは試される。そういった思いに飲み込まれるのか。あるいはその思いに打ち勝ち、自分らしく生きるのか。それが問われている時代なのだろう。









最後に、

いかがだっただろうか。こういった視点でアニメを見ると非常にためにもなると私は感じる。私たちも、熱い思いで日々生きていきたいものだ。
次回もお楽しみに!

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