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わたしはお酒が飲めません

お酒飲めそうやねんけど、、、

わたしに会ったことのある人は例外なく私のことを【めっちゃお酒が飲める人!】と思うようです

うん、だと思う。わたし自身、わたしのような人を見たら絶対お酒飲める人(お酒好き)やと思う!

けど、わたしはお酒がからっきし飲めない!
ビールはまずいと感じるし、日本酒はにおいを嗅ぐだけでしかめっ面になってしまう
唯一おいしいと感じて飲めるのは梅酒だけ
その梅酒も原液にして小さじ1杯程度で顔は真っ赤になるし、動悸はするしで、動けなくなってしまう
ものすごい見かけ倒しな人

若いころはやはり時代的に「注がれたら飲み干せ」の風潮があり、結構無理しながら飲んでいましたが、朦朧とする姿を見て「キケン!」と判断され、周りの人が遠慮してくれるようにもなっていった

高校時代の門限は【日が変わるまで】

不良ではございませんが、時代もあったんでしょうね(言い訳)、自分がお酒に弱いと自覚したのは高校時代でした
公立高校でしたが、私服通学(決まり全くなし!Tシャツ、ヒール、何でもあり)、バイク免許取得&乗るのもOK、アルバイトもOK、な自由な校風の結構かしこ(賢い)の学校でした( ´∀` )
【自由とは責任】であることを身をもって学ぶ高校だったので、バイトに明け暮れ、遊びに明け暮れ、成績が落ちても、誰も何にも指導も救済もしてくれない
そんな学校でした(いまだに偏差値は地域有数の進学校)

学園祭や体育祭の後、打ち上げと称しては飲みに行っておりました(だって私服なので、終わったらそのまま行けるんだもん)
時には家がスナックを経営しているクラスメイトのお店でいただいたり(親公認だったなぁ(遠い目))

23時59分までに帰れば、お酒を飲んでいても基本何も怒られないが、24時を1秒でも過ぎたらめっちゃ怒られる!そんな家庭でした
お酒を飲みに行くといっても、かなり都会の生まれ育ちなので、結構な繁華街が自転車の距離
ある時ギリギリまで遊びすぎて、必死にチャリンコを飛ばしてなんとか24時までに帰りついたのは良かったのですが、そのあとすぐにお風呂に入ったら、頭はガンガンにいたくなるし、息は苦しくなるし、お風呂の中でお水を体に当てながら(あら?!わたしお酒合わへんのかな?)と思い知った次第です

その後大学時代も体育会系のクラブでしたので飲まされることは多々ありましたが、なんとか潜り抜け、社会人になってもだましだまし、ちょびっとずつ飲んでやり過ごし、、、

そして妊娠を機に全く飲まなくなり、その後子育て中は、こどもに何かあったときに対処できないので、もちろん全く飲まない日々が続き、ついに【小さじ1杯の梅酒で酔える人】になりました

お酒が飲めても良かったかもね

けどお酒の席は好きなので、飲めないくせに飲み会には100%出席する人でもある
普段物静かな人がどんどん饒舌になって、そのうち唐揚げの数が数えられなくなったり、ろれつが回らなくなったりしていくのをものすごく楽しませてもらってます(いい意味よ!)
今現在はパパのことがあって、そこまで楽しめないし、周りの人にも気を遣わせちゃうし、なにより子どもたちも心配するし、飲み会には出席していませんが、パパが元気なころは飲まないくせに飲み会には必ず行っていました

パパが亡くなったあと、やっぱり眠れない日があって、そんな日は(お酒でも飲めたらな~)と思うこともあるけれど、やっぱり次の日の仕事が気になって飲むまでには至らない
いつか明日の仕事を気にしなくて良い、穏やかな老後になったときには、少しのお酒をパパの写真と向き合って楽しめたらいいな、、、なんて思っています


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