「情けは人の為ならず」の本当の意味を実感した実体験
どうも!
これまでに経験してきたのは、
営業・コンサル・専業主夫の
しゃいにーです!
現在は、
「ポジティブ心理学のインストラクター」として
自己否定をやめて、もっと楽に、心穏やかに
過ごせるサポートをしています。
今回はポジティブ心理学にも通ずる
「情けは人の為ならず」の言葉の本来の意味を
僕の実体験を含め、お伝えできればと思います。
情けは人の為ならず
みなさんこの言葉の意味を知っていますか?
2010年度の「国語に関する世論調査」では
「情けをかけることはその人のためにならない」と
誤解している人が半数近くいました。
本来の意味は
「人に情をかけると、
巡り巡って自分に返ってくる。
だから人に情をかけることは、
人のためではなく、自分自身のため。」
僕もこの言葉をずっと勘違いしていました。
情けは人の為にならないから、
あまりよくないものだと思っていました。
でも本当は、
情けをかけることは人の為より
自分の為なんだよということ。
なぜなら、
かけた情けは、自分に返ってくるから。
なるほど!
とは思いつつも、まだ腑に落ちない。
本当に人にかけた情けは、
自分に返ってくるの?
と疑問は残りました。
でもこの考えは
「ポジティブ心理学」の
ひとつの結論に繋がっていました。
ポジティブ心理学との関係性
「幸せはめぐりめぐってやってくる」
たとえ直接戻ってこなくても、
人に親切にすることで、
自分自身も良い気分に
なれることが証明されています。
自分の行いが、自分に返ってくることは
以下の調査結果でも確認されています。
「人の行動は周囲のあらゆる人との間で跳ね返り続けている」(ニコラス・クリスタキスとジェームズ・ファウラーの調査結果)
この調査では、
一般の人が持つ影響力について調査されています。
人の行動は、
その人と直接つながっている人だけにとどまらず、
「友達の友達」そして「友達の友達の友達」まで
いわゆる「3次の関係」まで影響が広がることが分かりました。
一般的な人の「3次の関係」に
およそ1000人いると推定されています。
※SNSが普及した現代ではもっと多くの人にも影響があると考えられます。
また、
自分が幸せだと他の人を幸せにできる調査結果もあり
「幸せの波及効果」と言われています。
(ハーバード大学で1万2000人以上を対象に30年間調査した結果)
自分が幸せだと、
その幸福度が身近な人にも伝わるという
この調査で証明されました。
見守り隊で実感
僕は毎朝、
子どもの見守り隊をしています。
最初は、自治会の方から
「週1,2回でも良いので、
時間がある時に、
交差点で立ってれませんか?」
とお願いをされて始めました。
正直、週1,2日で良いとは言え、
朝の時間の20分、、、
ん~~~~という感じでした(笑)
ですが毎日やらなくても良いし、
1ヶ月くらいならと了承し、
子どもの見守り隊に参加しました。
僕の中で
この決断は「情け」でした。
ここまで頼まれたら
ね~。という感じ(笑)
そして朝に交差点で
子ども達を見守るようになりました。
最初は週1,2日だけ
立とうと思っていたのですが、
気づけば毎日立って3ヶ月目(笑)
自分でも驚きです(笑)
でもなんで「情け」から始めたのに
3ヶ月も続いたかというと
いつの間にか
朝の子どもの見守りが
自分のためになっていたんです!!!!
どんな心の変化があったかというと
最初は本当に「情け」でした。
朝に太陽の光も浴びるついでに
という感じでした。
ですが、
子ども達や地域の人たちの会話が増えていき、
次第に毎朝の楽しみになっていたのです。
今日はどんな話をしようかな。
今日はどうやって声を掛けたら、
興味を示してくれるかなと。
考えるようになりました。
「情け」で始めた子ども見守り隊が
いつの間にか自分の楽しみになり、
日々の幸福度をあげてくれる日課
になっていたのです。
まさに「情けは人の為ならず」だと
実感することができました!
子どもたちと仲良くなれた方法
ちょっとここで「情けは人の為ならず」の
趣旨とは話がずれますが、
僕がどうやって子ども達と仲良くなれたのか
聞いて欲しいです!(笑)
最初から子ども達と
仲良くなれた訳ではありませんでした。
挨拶をしてもほとんど
無視されることが多かったです。
そこで僕の何かの血が騒ぎ、
絶対に話かけられるようになるまで
なってやろうと思いました(笑)
まずはとにかく毎日立つこと。
顔を覚えてもらうために。
「不審者じゃないよ!
安心安全なお兄さんだよ」と(笑)
次に単なる挨拶ではなく、
言葉に気分をのせて
明るく挨拶することを心掛けました。
でもこれでも反応はいまいち。
次に考えたのは天気の話!
これなら答えやすいし、
反応がもらえるだろうと。
しかし、結果は惨敗。
天気の話ができるのは
大人だけということが分かりました(笑)
じゃあ次はどうするか?
子ども達の興味のあることを
考えて話を振ろうと考えました!
そこで試したのが
「好きな給食の話」「嫌いな科目の話」
「習い事の話」「観ているアニメの話」
などなど。
これが大当たり!!!
もう子ども達から
話してくれる、話してくれる(笑)
嬉しすぎる~~~!
でもこれで僕は満足しません。
まだ反応をしてくれない子がいるから。
(どこまでかまってちゃんやねん)
ということは置いといて、、、(笑)
次に仕掛けたのは、
子ども達が見えたら、手を振る!
交差点で待つだけじゃなく、
歩いてきている所に迎えに行く!
「待つのではなく、仕掛けに行く!」
これが功を奏し、
手を振ってくれるようになり、
話しかけてくれるようになりました!!
ガッツポーズ(*^^)v
こうして今では仲良しです(笑)
見守り隊ではなく
普段の生活をしていても
公園で遊んでいる子ども達に
「手を振られたり」
「話しかけてくれたり」
地域のお兄さんになった気分です(笑)
もう「情け」なんてないのは
この文章で伝わりましたでしょうか?
めっちゃ自分自身が楽しんで
見守り隊に参加しています!
ビジネスに繋がる!?
この子ども達の仲良くなる方法は
実は「自分らしいビジネスの教習所」で
学んだことを実践しただけなんです!!
自分らしいビジネスの秘訣は、
自分らしさとお客さんが求めてくれる
まさにスイートスポット探りが重要!
例えば、
子ども達と話すのが僕の目標だった場合、
「天気の話」をするのは自分勝手になる。
子ども達のことを考えると
「給食や教科の話」がスイートスポットになる!
他にも学んだことで
「待っているだけでは、
お客さんから見つけてもらえないし、
反応はもらえない。」
だからこそ、
仕掛けていくことが重要!
この学びを見守り隊に落とし込み、
手を振って、迎えに行く!
この2つを実践したことで
子ども達と仲良くなれました!
ちょっと脱線しすぎましたね。
すみません( ̄▽ ̄;)
情けは自分のために
情けは人の為ならずの
言葉が示すように、情けは自分自身のため。
しかし、
それは同時に誰かのためにもなります。
これってよく考えれば、
とても素敵な世界じゃないですか?
自分が幸せになるために、
誰かに優しくする世界。
たとえそれが
利己的や打算的と言われようと、
自分のために誰かに優しくすることは、
お互いにとってプラスになるのは紛れもない事実です。
また、自分が幸せであれば、
その幸せは周囲にも伝わり、
波及効果を生み出します。
だからこそ、
自分のために頑張れる人は「自分」のために。
誰かのために頑張れる人は「他人」のために。
行動することが大切です。
結果として、
どちらも自分自身も他人の事も幸せにします。
「Give and Give」ではなく「Given and Give」
日々生活をしているだけで
思った以上に恩恵を受けています。
いつもの当たり前のことと思っている事でも、
実は「当たり前」でないかもしれません。
その当たり前を支える
誰かがいるはずです。
誰かの「情け」を受けているはずです。
だからこそ「Given and Give」
もうすでに与えられていることが多い。
与えられているからこそ、それを与えていく。
この考え方が僕は好きです。
「Give and Give」
ではなく
「Given and Give」
「Give and Give」だと
与え続けていかないと!
と考えてしまい、
正直しんどいことが多いです。
いつになったら返ってくるんだと
思ってしまいます。
でも「Given and Give」ならどうでしょう?
僕たちはすでに
たくさんの情けや恩恵を受けている。
だからこそ、
それを他の人にも与えることで、
自分も周りも幸せになれるのです。
これなら自分を犠牲にせずに、
頑張っていけると僕は思っています。
最後に
最後まで読んでいただき、
本当にありがとうございます。
皆さんも、
ぜひ「Given and Give」の精神を
日常生活に取り入れてみてください。
きっと、
自分自身の幸福度も
周りの人々の幸福度も上がるはずです。
もし今の自分が悲観的と感じていて、
そんな自分を変えたい。
どうにかしたい。と思っている方は。
公式LINEからメッセージをください。
少しだけでも前を向いて
過ごせるようにはどうすればいいか、
一緒に考えていきましょう。
ご連絡お待ちしています。
公式LINEはこちらから▼
ではまた1週間後に~♪
素敵な1週間をお過ごしください!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?