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カラコルに行ってたんだ 駄文編

こんにちは、ブロジジョンです。
キルギスにいます。




前回のやつ↑の主観バチバチ駄文編です。
要するに同じ旅行の内容を、客観性や伝わりやすさなどをかなぐり捨てて、己の思考と血潮の流れに任せて書きます。記憶が風化する前に。(5000文字超)


【概要】
ブロジジョンは友達4人とカラコル旅行に行ってきた。


カラコルねぇ!めっちゃ良かったです!!
てか、大好きな友達とだったらどこに旅行行ったって楽しいんだろうけど。マジで最高でした。ケツメイシ歌いたい気分。


【1日目】
まずタクシーが上手くつかまらない地点で、日本じゃありえないよな〜っておもろかったです。
そんでタクシーに乗ったとしても全然発車しなくて、どうする?違うタクシーにする?とか話したのなんだかんだ言って楽しかったな。
みんな焦ってたけど、あたしはこんな旅の始まりも悪くない、悪くはないなぁとは思ってたんだ。ごめんな友よ。

んでまあタクシーが動いたわけですけど、一緒に乗ってた6歳がずーっと話しかけてきて、寝かせてくれなかった。

ずっと後ろ向いてて酔わない?

6歳の子からクッキーやビスケットもらいました。うれしい。
あと、腕にめちゃくちゃ落書きされました。

ファッショナブルな腕

これで子供が暇をしないんなら、腕の1本や2本、お易い御用だぜ。


やせて見える写真

チョルポンアタでイシククル湖に行きました。
なんか、上の写真気取ってる感じだけど、実際は恥も尊厳もかなぐり捨てて大遊びしましたよ。。。
めちゃめちゃおもろかったわァ、King GnuのTeenager Foreverのオマージュとして、曲流しながらカメラに向かって走るやつ(伝わってますか?)。たのしかったです。たのしかったです。
あと、みんなでジャンプしてる写真を撮りたかったけど、何一つうまくいかなかった面白かったです。ジャンプが遅すぎて4人ともニコニコしながらただしゃがんでるだけの写真とか面白いんですけど、たぶん伝わらないので(友達の写真を載せるのもどうかと思うので)載せられないのが悔しいです。
本人たちはめちゃくちゃ面白かった、そういうことってありますよね。そうゆうのって他人に話すのはとんでもなく野暮だったりするのよね。

そう。この記事は野暮な思い出話……☆


んで、チョルポンアタからカラコルのタクシーを捕まえるためにバス停に行くまでの道中、犬がずっとついて来てた。

ご機嫌についてきた犬

この犬のことも、忘れないようにしたいな。

タクシーの移動中、隣のキルギス人兄ちゃんがあたしの肩に寄りかかって寝てて、キルギス兄ちゃんが肩から離れたときに、肩が、しっとりしていた。後ろの席に座ってた友達曰く、キルギス人兄ちゃんのよだれだと。
ぃいやだ~~~~~~~~。
そんなことがあってから、私たちの中ではその兄ちゃんを「よどニキ」と呼ぶことになりました。命名は私です。くだらないですね。
よどニキがホテルまで車を出してくれたのはありがたかったです。「明日の観光手伝ってあげるよ」ってよどニキは言ってて、インスタも交換したのですが、よどニキがDMの返事くれなかったので、結局あれから会わずに帰ってきました。
てか、よだれのことを「よど」っていう方言によって、ブロジジョンの出身地が大体わかりますね。


【2日目】

朝食

寝起きはいつものごとく悪かったですが、朝食でテンション爆上がり。
朝食で複数の品数が出ることのありがたさ。そしてそのすばらしさがわかる大人になれてよかった。
あと、友達と一緒に朝ご飯を食べることなんてめったにないから(基本友達と食べるご飯って昼か夜だから)、めちゃくちゃ楽しかったです。友達と一緒に朝ご飯を食べるだけでたのしい。非日常感。

ロシア正教会の教会は当たり前にきれい
木造なのによく腐らないよね
ロシア正教会の教会の前に会った安すぎるお土産屋さん

みんなで調子乗ってウズベク帽子を一人一個買いました。たのしすぎた。
安かった(500ソム、約800円だった)からって、みんなでおそろっちしちゃった。この年でおそろっちは面白すぎました。
そして、みんなでおそろのウズベク帽子をかぶってカラコルの町を闊歩しました、ウチらマヂ最強って感じでした。めちゃくちゃ人から見られた。「まあ、ウチらかわいいから?みんな見ちゃうよね」なんてほざきながら歩いてました。たのし。

ドゥンガンモスク、中には入りずらかったから断念
よくわからない世界観~~~!
アシュリャンフー

アシュリャンフ―はカラコルの名物なので、バザールで食べてきました。どうやらピロシキと一緒に食べるのがスタンダードらしかったのですが、ピロシキはすっかり忘れました。失敗!

ジェティオグズ行った

めちゃめちゃ、広かったです。あと、デカかった。

たのしい

ウズベク帽をみんなで被ったまま行きました。みんなかわいかったです。
タクシーの運ちゃんがツアーガイドみたいにいろいろ紹介してくれたので、最高でした。あと、運ちゃんのタクシー内での選曲がどえらいよかった。あと、べらべらしゃべり倒すんじゃなくて、必要なことだけ言ってくれる運ちゃんだったので、大当たりでした。ありがとう。
てか、車内でみんなでQueenのDon't Stop Me Nowを歌ったの楽しかった〜!

運ちゃんおすすめのプロフを食べて、カラコルコーヒーを飲んで、ホテルに戻ってから、明日ビシュケク帰りたくね〜って会議を始めました。元々2泊3日の予定だったんです。

どうする?帰る?いや、帰りたくない。でも明日帰らなかったら授業出れない。けど授業出なくて良くね?いや、普通にお金が無いから。でも旅行って今しか出来ないし。帰りたくね〜。明日も止まったら、明日の夜ご飯で日本食食べれるかも。どうする?残る?アルティンアラシャン行きたくね?お金ある?帰る?帰りたくね〜。ビシュケク帰りたくね〜。
って、4人で堂々巡りと逡巡に逡巡を重ね、結局トランプで奇数が多かったら帰る、偶数が多かったら帰らないというルールでみんなでトランプを引きました。

結果:奇数1、偶数3

帰らない!!!!!!やったー!!!帰らない!!!!!

やったー!帰らない!帰らない!
え?!てか地下室あるの?!?!
やったー!帰らない!帰らない!

どんちゃん騒ぎをしても大丈夫なように地下室がありました。この日はお酒を買いに行くのがダルすぎたので、帰らない!とはしゃぐだけはしゃぎ散らしておとなしく寝ましたけど。


【3日目】

朝食

朝から、ブリヌイと、クッキーと、友達。たのしい。

ジープに乗ってアルティンアラシャンへ向かいました。
これがもうすごいの!!インディージョーンズより揺れる!!(インディージョーンズ乗ったことないからわかんないけど、友達はそう言ってた)
揺れすぎて逆に酔わなかったです。めちゃくちゃ面白かった!!!ずっと声出してました。ギャーーーー!って、うるさかっただろうな。ごめんね、ジープニキ。
めちゃくちゃ楽しかったです。ジープニキが気を利かせてくれて、車内のBluetoothを使わせてくれました。
色々歌ったけど、GReeeeNの愛唄歌ったの楽しかったな〜。(ストロボエッジの「わかってるよ!」のくだりをわかってくれる人がいてうれしかった)
そんで、愛唄歌っってる途中に羊の群れを見つけて、羊って単語がわかんなかったからбаранина!(訳:ラム肉!)って叫んだのも楽しかったです。バカはしゃいだ。Привет, баранина!!! Мы из Японии!!!

アルティンアラシャンに着いたら、温泉に入りました。(写真は載せらんないや、、)
温泉ねぇ、うん。ビミョ〜……。なんかぬるかったし、ちょっとキレイとは言いがたかったし、小屋の中って感じだったから景色良くなかったし。ごめんね。
けど、みんなでウズベク帽子被って温泉入って写真撮って楽しかったな!

ピース

温泉から上がったあとは山をお散歩しました。
犬、いたけど逃げられちゃったや。
それで、山を見てたら、この景色なんかに似てるなぁって思ったんですよ。

なんだっけかなぁって。


あ!

つい前に見たキルギスのB級映画『КАНИКУЛЫ』
踊ろう!
(今見たらあんま本家に似てないな)

ブロジジョンは大満足です。

帰りもジープに乗って帰りました。
相変わらずジープはガタガタで揺れまくり、ウチらミックスジュースになっちゃうよ!って感じでしたけど、めちゃくちゃ疲れてたので案外寝れました。
人間はめちゃくちゃ疲れれば、劣悪環境でも、一瞬の凪を見つけ出して寝れるものなんですね!

ほんで帰った!ホテルに、ワクッワクしながら。
だって、この日の夕食は日本食!!!
正直この日本食のためにカラコルに来たと言っても全くもって過言ではなかったです。これはオタクの誇張表現とかじゃなくってマジです。ホントに日本食のために来たようなもの。
夕食の時間は19時だったんですけど、ホテルに帰ってきたのは17時くらいで、焦がれた。早く日本食を食べたいと心が焦がれた。。。
気を紛らわすために、夕飯後に飲むためのお酒を買いに行きました。寝落ちた友達を1人、部屋に閉じ込めて。

夕飯

あああああああああ!!!𝑑𝑖𝑛𝑛𝑒𝑟!

  • ‎白米(油も塩も入ってない、感動)

  • 味噌汁(ナスがうまい、あたたかい)

  • 生姜焼き(やばい美味い、豚肉すげぇ)

  • 焼き魚(塩麹みたいな味、大根おろしと一緒に食べて美味すぎて嗚呼)

  • 小鉢(ほうれん草の美味しいの、日本の蜃気楼を見た)

  • 漬物(バカ久しぶりに食べた、さっぱりさっぱり)

本当に刹那的ではありましたが、日本を見ました。味が、脳神経に作用して、私は確かに母国を、日本を見た。
どえらい感動しました。

その後、夜は地下室でお酒とポテチでだべってました。猥談できる友達、初めてできたわキルギスで。おもろすぎ。
こうゆう時間が旅行の中でも割と楽しかったりする。そうだろ、アミーゴ?

みんな  〈  Si、その通りだよ、アミーゴ


【4日目】

取り分け済み

遅めに起きて、ゆっくりゆっくり朝ごはんを食べました。顔タイプの話とかしてました。ブロジジョンの顔タイプはエレガントだそうです。顔面タイプに中身が追いついてない。
それはそれとして、あとは帰るだけ。

うわ、帰りたくねぇ!ってみんなで言いながら、帰りのタクシーを捕まえるためにバス停へ向かいました。

笑顔だけど血を流している

その道中に転けて、膝から血を流し、年甲斐もなく痛い痛いと喚き散らしました。
サラサラの砂に滑って思いっきりコンクリに膝をぶつけました。まさか、血が出るとは。
今も尚、膝が痛いです。

膝の血を拭いている背中

背中にカナブンがとまってました。
私は別にカナブンくらいならどうってことないんですけど、私以外の3人が虫だ!って叫び散らしてて、私は膝痛いってほざいてて、血は止まらないし、カナブンが移動してる!って3人叫んでるし、もう、(カオスって言葉は個人的にあんま気に食わなくて使いたくないんですけど)カオスでした。(あ〜あ、使っちゃった!)

そんなこんなあってタクシーを捕まえ、ひたすら座ってました。

カッタマ

帰る途中、カッタマ(要するに薄い揚げパン)を食べました!
スメタナと砂糖をつけて食べるものらしく、最初はなんか変なの〜って味でしたが、慣れると美味しかったです!!
けどね、揚げパン。かなり腹にきました。半分食べたあたりから、少しづつ少しづつ「しんどい」を感じ始めました。いや、まだまだ若いですが、そうは言いつつも身体のピークは10代後半で、それ以降は右下がり。
……知ったような口を利くもんじゃありませんね、失敬。

そんなカッタマによる胃もたれのせいで、若干ご機嫌ではなくなりました。

ずーっと、カッタマ前もカッタマ後も、タクシーの中でイケイケ洋楽が流れてたんですよ。
あたし、オタクだから、イケイケ洋楽とかわかんなくって。全くもってわかんなくって。ブルーノ・マーズとかマイケル・ジャクソンとか、クイーンとか、普通の洋楽だったらまだ分かる余地があるんですけど、、ダンスミュージックとかEDMとか、つまり、イケイケ洋楽はま〜〜〜じでわかんなくって。
タクシーの運ちゃんがずっと、ビシュケクに着くまでの6時間、ずっとイケイケ洋楽しか流さなかったから、あとカッタマで機嫌が若干傾いちゃったから、気が狂いました。

日記

不安になっちゃって、いたたまれなくなっちゃって「女々しくて流そ〜〜〜〜〜」しか言ってないタイミングがありました。
あまりにもあたしが女々しくをねだったせいで、友達がYouTubeで女々しくてを見せてくれました。さながらその様子は、車でグズりだした赤ちゃんにベイビーシャークを見せて機嫌をとるよう。恥。ありがとう、友達、助かった。
キリショーを見たら随分と安心しました。
その後は自分の機嫌を取るためにひたすら自分のスマホで好きな曲を必死で聞いてました。もちろん、イケイケ洋楽が流れ続けている中で。イケイケ洋楽から自分の心を守るために。

  • ゴールデンボンバー

  • 岡崎体育

  • 東京ゲゲゲイ

  • LazuLight

  • Luxiem

  • x0o0x_

  • 雨穴

↑↑↑私の機嫌をとってくれてありがとうございます!!!!!

何とか、気が狂いかけましたが、無事にビシュケクに着きました。
明日授業行きたくね〜って、言いながら。
現実に引き戻される帰路も含めて旅行ですから、しょうがないです。いいことばっかじゃねぇよ、世界。


このカラコル旅行の鮮やか((いい言葉が見つからなかった))をこの先もずっとすぐに取り出せるところに覚えておきたいです。
楽しかった〜!!!プレシャスメモリ〜☆

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