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【無事です】地震レポ inキルギス

こんにちは、ブロジジョンです。
キルギスにいます。




1月22日から23日にかけて。

私、前回の記事のとおり気管支炎で、お薬飲んだのに咳がえげつなくって,かわいそうに(挿入語),ずっと寝れませんした。

ずっと咳!ホントに、ずっと咳で申し訳ない!ホストファミリーに。
たぶん少しばかりうるさいんだろうなって思って、自分自身寝れないし、咳を最小限に抑えるために、血も滲むような努力を繰り広げてました。右向き、左向き、仰向け、うつ伏せ、水を飲んでみる、とりあえず歩いてみる、トイレに行く、鼻をかむ、もう1回水を飲む、右向き、左向き、、堂々巡り。

咳。泣。拭。


ここで、一筋の光がブロジジョンを照らす!

ハンカチで口を覆ってゆっくり息をすると咳が55%減る!つまり4割5分に抑えられる!

革命〜〜〜〜〜〜!!!

アルキメデスもビビるほどの大発見!
うれしい!たのしい!ヘウレーカ!!!
ハラショ〜。

しかし、今のままではハンカチを抑えるために両手がふさがっている。これではさすがに寝られない。
と、言うことで夜な夜なベッド下の引き出しを漁る。

↓↓↓結果↓↓↓

〜handsfree〜

マスクにハンカチを挟み込むことにより、両手を自由にしたまま寝ることが可能になりました。大革命やん?


いや、これはブロジジョン天才すぎるやろ??ってベッド脇でしゃがんでニコニコしてました。もちろん咳しながら。









、、、ゆれてる?


いや、気のせいっしょ。

あーし、熱でも出ちゃったのかしらん。
昼間は病院に行ってたし、変なウイルスでももらってきちゃったのかも。

あーあ、良くない。。良くないわ。
寝よ寝よ。




右向き。



ホストファザー  〈  ブロジジョン!ブロジジョン!

ブロジジョン  〈  はいー

ホストファザー  〈  地震だ。逃げるぞ、着替えて!


おぉおぉおぉおぉおぉおぉ。
ホントにゆれてたんだあ。


外はきっとマイナス気温。
とりあえずコートを着て、マフラー巻いて、靴下はいて、股引はいて、カバン持って、スマホ入れて、充電器いれて、水入れて、帽子かぶって、手袋引っ掴んで。

玄関開けて、靴はいて。

ホストベビーの準備を待ち。

こうゆう時って階段の方が安全だよなぁ、と、思いはしたけどエレベーター呼んで。

ホストシスターとブラザーと「揺れたの気づいた?」って話して。


エレベーターで1階に降りて外に出ました。

みんな外にいる

ひとり暮らし勢の日本人留学生に生存確認。

ニュース確認。

キルギスでの発生時刻は0時09分ごろ

ホストファミリーと一緒に外に待機してました。


外は寒い、ということで車で待機することになりました。


ファザー&マザー:キルギス語時々ロシア語でなんか話してる。
ブラザー:「パパ、ママ、言い合いはやめてよぉ」
シスター:ベビーを抱える。
ブロジジョン:よくわかんないけど「大切な書類を家に置いてきた」みたいな話をしてることだけ理解する。

そういえば。

日本人留学生とのWhatsApp
パスポートもって逃げるべきだったかなぁ


ホストファザー、車から出ていく。


マザー  〈  なんか、おじいちゃんの家に行くことになったわ。おじいちゃんの家は平屋で安全だろうから。けど、大袈裟よねぇ。ブロジジョンも着いてくる?それとも家に残る?

ブロジジョン  〈  あたしも大袈裟だとは思うけど、1人で残るのは心細いから着いてくよ


ココメロンを流しながら、車で約5分ちょいのおじいちゃん家へ行きました。


おじいちゃん家にあがってふと気づく。
あ、あたし、コートの下パジャマのまんまだぁ。

恥さらし。気管支炎。

頑なにコートを着たままお茶を飲みました。


すると、2階から現地エージェント(ホストファザーの弟。おじいちゃん家に嫁と子供と住んでいる)登場。

げえ!!!!!!!
あたしが密かに大々的に疎んでる現地エージェントだあ!!!!!!しまった!!あたし今パジャマだ!!、、!くっそーーーー!!!よりによってアイツに醜態を晒す訳には!!!

コートは絶対脱がないと決めました。


キッチンでお茶を飲んで。
ブロジジョンは気管支炎なので、一人部屋で寝るように言われました。

ラッキー
ほら、コートの中パジャマ

そういえば、気管支炎のお薬も家に忘れたなぁ。明日何時に帰れるのかなぁ。って考えながら。。。

家族LINE
娘は丁寧にビデオメッセージを送る

咳のしすぎで痛いみぞおちを抱えながら、扉の外から聞こえる赤子の声をBGMに寝ました。



1月23日朝。

病院のお薬をもらう前の、朝恒例のガチえずきタイムに悩まされることなく起きれました。うれし。
咳はしてるしみぞおちは痛いけど。

9時半。
帰るよーの声を聞き、帰る支度をし。
我々以外にもおじいちゃんハウスに避難してきた御親戚の方々に「夜は咳が酷くて、ホントにうるさかったですよね、、失礼しましたァ」と頭を下げ、車で帰ります。


家に着き、そばの実を口にかき込み、薬を飲んで一安心。

日常が戻りました。




【後々仕入れた今回の地震について】

  • ビシュケクは震度4だったらしい

  • ビシュケクでは壁にヒビが入った家もあるらしい

  • 東側の都市のカラコルでは震度6?7?くらいだったらしい

  • カラコルでは地震によって壊れた建物がいくつかあるらしい

  • 地震による死者でてる



ホームステイ先は特に問題なく、ホストファミリーも、日本人留学生も、ブロジジョンもみんな無事です。

留学中に地震が来たら、災害が起きたらどうするべきか。
帰国まで残り1ヶ月も無いですが、真剣に考えた方がいいですね。

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