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山本有三記念館春の朗読コンサート2024終了しました

今日を持ちまして
「山本有三記念館春の朗読コンサート2024」
無事にお役目を果たすことができました。

お声掛けくださった野田香苗さん
企画運営くださった財団の皆さま
ご来場くださったお客様
応援くださった皆さま
ありがとうございました。

山本有三記念館の演奏会に
前回出演させていただいた時には
アーベル、ドゥマシ、ヒュームなど
もともと無伴奏のために書かれた曲で
プログラムを組みました。

今回は、チャレンジをしたくて
キューネルは無伴奏も想定されてるとしても
フォルクレ、シェンクを合わせた選曲でした。

そして、お客様
初めてヴィオラダガンバを聴く方
よく古楽の演奏会へ行かれる方
ご自身でも楽器をされる奏者の方
幅広い方々と作品を共有して
ご感想をいただくことができました。

そして、
低音がずっしり響いて
高音もよく鳴り響いて
色んな音が聴こえて
とても、一人で演奏していると思えなかったと
本当に嬉しいお声をいただきました。

フォルクレも、シェンクも
以前より演奏に取り組む中で思うところがあり
あえて自分なりの解釈に挑むのは
とても勇気のいることでしたが
やって良かったと思いました。

そして、それは
9月のドゥマシが目指したヴィオラダガンバ
完全楽器としての世界観に
繋がるものがあります。

ヴィオラダガンバが、
当時どの様な所で弾かれていたのか
人の営み、喜び憂いと共にあったのなら
人が言葉を語り、
人知れず漏れる吐息のようなものさえ
全て対応していたのであれば
語るような無伴奏を
ぜひ深めていきたいと思いました。

これからも、ヴィオラダガンバという楽器を
もっとよく知り、感じたいです。
これまでの、月を見ても星を見ても
どうかいい演奏ができますように
私に気付きを下さいと
願い続けた時間が一つ形となり
山本有三の作品とも不思議に重なり
今回の演奏会に繋がったので
とても幸せなことです。

今後とも、応援よろしくお願いいたします。

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