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お米研ぎに関する一考察

ほとんど料理をしない人でも、一度くらいはお米を研いで炊いた経験があると思います。
この記事は、私がずっと根に持っているお米研ぎについての雑記です。

大学生の時

私は大学の部活動で、自転車ツーリングをやっていました。
ある日某所をツーリングし、キャンプ場に泊まりました。夕飯は自分達で作ります。私は米研ぎを担当していました。すると、私の作業を見ていた先輩達が詰め寄ってきました。
「おい、いつまで米研いでいるんだよ!もう研ぎ汁が透明になってんじゃねえか」
「お前のせいで、今日の米は台無しになった」
「お前は全部ママにやってもらっているから、米の研ぎ方すらわからないんだなwww」
「君みたいな人が洗剤入れて米を研ぐんじゃないのか?」

と、散々バカにされました。

私の主張

当時は実家暮らしで、確かに食事の準備は全て母親がやっていました。しかし、子供の頃米研ぎの手伝いくらいは経験してきました。
私の母親の教えは「研ぎ汁が澄んで透明になるまで米を研ぐ」というものでした。

正しい研ぎ方は?

社会人になり、自炊することになった時、改めて米の研ぎ方について調べてみました。セオリーとしては「軽く研ぐだけで十分」ということでした。
というのも、近年は精米技術が格段に向上し、米ぬかがほとんど付着していないそうです。また、しっかり研いでしまうと米が割れて食感が悪くなったり、旨味成分まで洗い流されてしまうようです。

つまり、母親の教えは旧式の手法だったということですね。

悔しさをバネに

大学生の時の悔しい経験をバネに、今は正しい方法でお米を研いで美味しくいただいております。
当時はバカにされて頭に来ていましたが、経験を糧に知識が増えていけば良いですね。


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