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新NISA(資産運用)をはじめようと思う#5-投資信託その3

投資信託の仕組みについて知りたいシリーズ

前回(新NISA(資産運用)をはじめようと思う#4-投資信託その2)の続き


投資信託は商品毎に投資先が様々なバリエーションがあり、どの投資先なのかによって性質が変わってくる。
なぜ様々なバリエーションがあるのか?というのがとても大事なのだけれども、ここではまずはどんなバリエーションがあるのかを整理したい。


投資対象資産

世の中には色んな種類の投資先がある。
株式、債券、不動産など
投資信託も投資先がどの種類なのか商品毎に異なる。

投資先の地域

国内の資産なのか、海外の資産なのか
海外の資産も先進国の資産なのか、新興国の資産なのかによって性質がかわる

インデックス・アクティブ

インデックスファンド、アクティブファンドという分類がある。
なにを言っているのか分からない分類だけども大きな特徴を指している大事な用語だ。
まずインデックスファンドとは市場平均に連動した商品をさす。

市場平均とは

はいはいはいはい、市場平均ね!
みんな知ってる市場平均
でも俺知らない
だから調べた

例えばよく耳にする日経平均
これもいわゆる市場平均
具体的にいうと日本国内で(東証に)上場している色んな企業のうちトップクラスの企業の株価の平均値
つまり日本を代表する企業の株価の平均値なので、言い換えれば日本の市場の平均ともいえる
このように"ある特定の市場における平均"を市場平均という

で、話をインデックスファンドに戻す。
インデックスファンドは市場平均に連動する、とのことだ。
市場平均は分かった。
でも市場平均に連動するってどういうこと?

それは、日経平均が1年間で10%上がりました、って場合、日経平均に準じるインデックスファンド商品も10%上がることを指す。
どうすればそんなことが可能になるのか?
例えば、日経平均の元となる株式が225銘柄あるんだけど、その全銘柄を一定額購入する。
そうすれば全銘柄の株の増減を合計すれば増減は10%になる、ってこと。
でも1人で225銘柄も買う資金なんてない。
そこで投資信託が登場。

前(新NISA(資産運用)をはじめようとおもう#3-投資信託その1)で整理したとおり、投資信託はたくさんの投資家から集めた資金をまとめて運用会社が運用する。1人分の資金では225銘柄もの株式を購入するのは無理だけど、たくさんの投資家から集めればそれは可能。
そうして集めた資金で多くの投資を一度に行うことができ、その成果を今度は投資家一人一人に還元する、っていうのが投資信託。

(※実際にはこんなふうに225銘柄全部買って運用してるわけではないと思う。これはあくまでも理屈の話)

インデックスファンドのまとめ

さて、おさらい

インデックスファンドは市場平均に連動する

の意味がだいぶ理解できた。

実際には日経平均だけでなく、TOPIXや、S&P500(アメリカのトップ企業の平均)など、様々なものを指標にする商品が存在する。
日経平均は日本の景気に左右されるけど、S&P500はアメリカの景気に左右される。
さらにはIT分野のトップ企業の平均を指標にする商品もある。
こんな感じで商品毎に特徴があり、投資家はその特徴を理解してどこに投資するのかを判断する必要がある。

今回の記事の冒頭でも書いてあるけど、このバリエーションがある、ってのがとっても大事。
その話はまた、別のタイミングで整理する。

なぜならまだアクティブファンドの整理もしてないし、、、

アクティブファンドについては次回整理する。

ちりーん🎵金融リテラシーレベルが上がった
LV4

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