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育児の暗黒時代。④

我が家の長男はASD.ADHD.HSP
特別支援学級に通う小学一年生です。

2歳の誕生日から始まった育児の暗黒時代
我が子が可愛いと思えなかった日々
ネットの情報に感情を揺さぶられる
でもついつい見てしまう
そして不安ばかりが募るそんな毎日


そんな日々は年中の運動会で幕を閉じた。

何も出来なかった年少運動会から1年。

前日の夜は何かを感じてシクシクしていたが
当日はお気に入りの人形を持って登園

待ち時間は先生の膝の上や
特別に用意してもらった椅子に座っていた

それだけでも去年の
存在すらしていなかった頃
と比べたら成長だった。

《かけっこ》
名前を呼ばれて返事をする(これだけで泣ける)
よーいどん。で走り出す
ゴールには3人の先生が待ち構えて
ギューっと抱きしめて
「すごいね!頑張ったね!」と.......
もうそれだけで母は号泣。

《お遊戯》
どうしてもぬいぐるみを離さず
ぬいぐるみを持ったまま参加。
ただ立っているだけの所もあったが
ところどころ参加して踊っている😳
(泣ける。)

《障害物競走》
ハードル、跳び箱飛び越え、前転
きちんと参加できた😭

そんなこんなで
全競技全て参加できた年中運動会

1年での成長がすごく見られて
長男のペースで確実に成長してる!!


が感じられた。そんな1日。

そしてもうひとつ感じたこと。
それは、長男が多くの人に愛されているということ。

かけっこで走れたことやお遊戯に参加できた事も
もちろんすごく嬉しくて感動したけれど

ゴールで待ち構えていた先生が目をうるうるさせながら長男を抱きしめる姿や

お遊戯で長男が踊った時に、ニコニコしながらたくさん拍手をしてくれたこと。

終わったあとに駆け寄ってきて
私に泣きながらハグしてくれた先生。

親の私でも信じてあげられなかった彼の成長を
絶対大丈夫!と信じ続けて根気よく指導してくれた先生たち。

そんな先生たちの愛をすごくすごく感じた日。
思い出すたびに今でも泣ける。


長男の笑顔は周りの人を笑顔にするのよ
大丈夫。長男のペースで成長するから
ママに育てられて長男は幸せよ


そんな言葉をかけてくれる素敵な先生に出会えて
長かった育児の暗黒時代をようやく脱出した。

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