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家事のできない男

夫と婚約をしてすぐに同棲を始めたのだが
住み始めてわずか1日で衝撃を受けた。

仕事から帰ってきたら

靴は揃えない。
脱いだ靴下はその辺にポイ。
スーツはソファーにかける。
シャツとパンツで夜ご飯。
食べたら食器そのまんま。
横になりゴロゴロ。

え!どゆこと?
理解できないんですが。

1週間は文句も言わずに片付けたりしていたが
すぐに限界はきた。

無理。

さっそく第一回夫婦会議の時間です。

靴下はお母さんが拾ってくれて
スーツもお母さんが掛けてくれてた。
お風呂の追い炊きをし、バスタオルもだしてくれる。
お皿も自動的に片付けてもらい。
自分の部屋の掃除機、布団干しもしてくれる。

はい?お母さんお母さんって。
過保護すぎるだろ!
とお母さんを恨む。笑


かたやうちは
帰ってきたらご飯は自分で温め、
食べたら皿を洗って拭いて食器棚へ。
洗濯物は自分で畳み
部屋ももちろん自分で掃除する。
週末に布団は自分で干し、親が部屋に入ることはない

そんな家庭で育ったもんだから、夫の行動に全く理解できなかった。

何でもやってくれる母
何もせず自立を促す母


何もできない子に育てた母
何もしないで冷たい母

とも言える。

どっちが良いということはない。

私は母のおかげである程度の家事はこなせるし、自分で言うのもなんだが効率も良い
母の適当な感じも好きだ。
いつも楽しそうだった。


夫も言う
母は優しい。母が毎日家族のために頑張ってくれて感謝しかない。真面目なところが良い。
朝も帰りも笑顔で迎えてくれた。
(結婚式でも母からの手紙に号泣した夫)

そう。受け取り方はさまざま。
正解を模索して考え悩み抜いた育児だったとしても
我が子がどう受け取るかはわからない。

そんな両極端の母をもつ私が思うのは

とにかく自分が不機嫌になるような
無理をする育児はせずに
自分が機嫌良くいれる育児をしようということ。
2人の母のように毎日笑顔の母だったと我が子からも言ってもらえるように


ちなみに余談だが
夫は現在。
家事もきちんとこなせる。
私が夜に外出することもできるようになった。
鬼嫁にビジバシ指導されているからだ。笑

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