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山の記録~福島の山 初夏の吾妻連峰を歩く

現在の我が家の室温は10度、指先が冷たくて少し痛いです。
脚の付け根もチクチク痛く、こういう時は、体調不良の場合が多い。 
トレーニングし過ぎによる疲労かな? 

2011年6月金曜の夜、会社から帰宅後、早々に荷物をまとめ出発しました。
常磐道を福島に向かいました。

今の私はすごい心配性ですが、当時の私は、気力も充実していたからか、楽天的な性格でした。
なので数か月前に発生した東日本大震災の影響を、全く心配していませんでした。
世の中では、放射線の影響は大丈夫?、とか騒がれていたのに、私は福島県に向かったのです。

途中眠くなり、どこかのPAで車中泊。
夜中2時頃、強い揺れで目が覚めてしまい、出発しました。
パトカーが赤色灯を点滅させながら走っていて、戒厳令の街にやってきたように感じました。

浄土平に5時到着、6時登山開始しました。
土曜日ですが観光客や登山者がほとんどいません。

一切経から先は場所により、50cmほど残雪がありました。
五色沼がきれいです。

五色沼
ミズバショウ。 アイゼンもなく、登山道不明瞭のため、家形山で撤退しました。
東吾妻山山頂

浄土平に戻って、吾妻小富士に登りました。

帰宅途中、「道の駅ならは」まで行ってみよう、と思いつきました。
2007年 関東の自宅から、仙台まで徹夜でサイクリングしたのを思い出したのです。
いわき市久之浜で、大変な光景を見ました。
街が壊滅状態で、建物がすべてなくなっていて、端から端まで見通せるのです。 テレビで地震の光景はたくさん観ましたが、自分の目で見ると、凄まじいものだと改めて感じました。

結局「道の駅ならは」の少し手前で、通行止めとなっていて、引き返しました。

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