海外旅行の記録~インド(ラダック①州都レー)
神戸での旅について、ほぼ投稿が終わったので、インド旅行について投稿します。
会社生活も役職定年や雇用延長で第二幕に突入すると、途端に景色が変わります。
「やりがいがない」という人もいるでしょうが、私はストレスから解放されホッとしました。
そんな時ヨガの先生から、インドで修行した時の話を聞き、インドに行ってみたいと思いました。
好みと言うのは、年と共に変化するようです。
若い頃は、欧米に憧れました。
20歳代のインドネシア出張時も、国や国民に特に興味を持ちませんでした。
ところが中高年になると、逆に欧米に興味が持てず、発展途上国に行きたくなったのです。
2014年の夏休みを利用して、17日間インドに行きました。
20年ぶりくらいの海外なので、ビザが必要なことを完全に忘れていました。
会社で突然「ビザ必要?」と考えがひらめき、「インド大使館どこ~」となりました。
出発まで時間がないので、午後半休で自宅に戻り、写真撮影をして、2時間かけて都内のインド大使館に行きました。
はたして間に合うのか?
結局出発前日の17時に受け取りました!
これって運がいいの?運が悪いの?
成田空港第二ビル3階Cカウンターは長蛇の列。
他はガラガラなのに。
この時のスーツケースは20代の頃から使っていたので、キャスターが壊れかかっていて、ギーギー大きな音がしました。
この時初めて気づいたのですが、このまま行くしかありません。
インドの空港で笑われ恥ずかしかった。
飛行機は中国東方航空、上海乗り換えです。
隣は中国人女性。
杭州に住んでいる英語教師でした。
森進一が好きだというので、小さな声で「襟裳岬」を歌ったら、テレサテンの歌だと教えてくれました。
私は帰国後、中国語を独学することにしましたが、テレサテンの中国語の歌は最高です。 you tubeで「月亮代表我的心」を聴いてみてください。
上海まで漢字の筆談を交えて、楽しくオシャベリしました。
上海でのトランジットがいかにも中国的。
213番ゲートに行くエスカレータは、すでに停止していて、薄暗い廊下は誰も歩いていません。 本当にこの通路で合っている?、とビクビクしながら歩いて行ったら、突然213番ゲートが現れ、インド人だらけになりました。
インドで国際空港から国内空港に移動。
チェックインで荷物が18kgオーバー。
「料金を支払え」と言われたのですが、早朝3時で、両替ができません。
受付の女性に、「マネー イクスチェンジ」と言ったのですが断られ、結局
そのまま通過できました。 ラッキー!
ラダックの州都レーに到着しました。
ラダックは、中国・パキスタンとの国境の州なので、度々紛争が起きています。
世界地図を見ると、国境が未確定で、実線ではなく破線となっています。
空港には個人ガイドを頼んだ、NPOの方が出迎えてくれ、ゲストハウスまで連れて行ってくれました。
車窓からの風景は外国の香りがします。
沿道にはスクールバスを待つ子供達が並んでいます。
ゲストハウスでトラブル発生。
私が宿泊する予定の部屋から、インド人が延泊して出て行かないのです。
急遽隣のゲストハウスに仮宿泊しました。
ここは標高3500m、富士山山頂くらいです。
少し歩いただけで息切れします。
今後1週間ほどトレッキングする予定なので、3日間ほど高度順化と観光で、レーに滞在しました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?