共依存とDV
自叙伝を書くに当たり、このワードは外せません。
しかし意外と知らない人が多いな。と感じたので自叙伝で書く前に記事にする事にしました。
共依存ってよく聞くけど、どういうこと?
共依存の種類
・恋愛の共依存
実体験の話しをさせて頂きます。
自叙伝に書く事は省かせてもらうので短く書かせてもらいますね🙇♀️
当時付き合っていた彼の依存が始まり、友達との連絡も禁止、家族も禁止状態になり「なんでダメなの!?」と激しく言いました。
すると、彼の目が今まで見たことないのない鋭さに変わり…え?と思った瞬間には首を絞められていて…。
彼は肉体労働者であり力も半端なく強い。
それからどんどん束縛と暴力が激しくなり、仕事は辞めさせられ、携帯電話は壊され新しく彼に手渡されたものを使うことに。
もう私には自由は無いんだなと…心がどんどん病んでいき、自分が彼の言うことを聞いていればいいんだと思うようになりました。
暴力を振るった後の彼は、いつも泣きながらしがみついてきます。
「ごめん。自分でもなんでこうなるのか分からない。傷つけたくないのに。お願いだから見捨てないでくれ」
痛みや恐怖に支配されている私はただただ、頷くしかなかった。
完璧に洗脳され、愛情ではなく共依存になっていたのを自分でも気づかなかったのです。
ただ、暴力を振るわない時の彼は真面目に仕事をしてお金は全て入れてくれる。
家事も協力してくれる。
幼い娘に対しては凄く愛情を注いでくれ、決して暴力なんか振るわない。
周りからみたら「めちゃくちゃ良い彼氏」。
実際、私の周りは彼がDV男なんて全然気づかなかった。
殴る蹴るも基本身体でしたし、例え顔にアザが出来たとしてもコンシーラーと化粧で何とか誤魔化していました。
しかし全く連絡がつかない、街にも出てこない私を周りが不思議に思い出し、家に突然友人が来て。
その時は顔が腫れていて隠しようがなかったので、友人に「どうしたの!?」と言われ…
時間はかかったけど泣きながら全てを話しました。
「とにかく居ない間にここ出るよ!娘ちゃん迎えに行こ!」
と言われ……
あの時の私は普通では無かったからか、断ったんです。
「逃げてもきっと見つかるし、また殴られる。私が怒らせなければ大丈夫だから」と。
その時、友人に引っぱたかれました。
何度も何度も。
ハッとなった。
「今はあんただけかもしれんけど、娘ちゃんに何かあったらどうすんの!」と。
そうだ…
私、何してるんだ。
そこで目が覚めたんです。
急いで軽く荷物をまとめて、携帯電話はトイレに水没させ、学校に電話をして娘を迎えに行き、その足で病院に。
そして間もなく警察がきて、保護されました。
しかしそれで解決では無かった。
狂気に満ちた彼の行動は思いもしなかった方向に向かってしまったんです。
「俺に殺させてくれ」
「お前が戻ってきてくれたらもう何もしない」
この言葉と、あの声は忘れられない。。。
その事は自叙伝にて書く予定です。
DV男が本当に怒りに満ちた時の行動は予測不可能。
そして、今も尚、彼は私に執着しています。
DVの環境から逃れる為には周りの協力が必要不可欠になります。
それと、自分の意思です。
簡単に逃げれるような相手では無い。
それに関してはまた今度ゆっくり書かせてもらいます。
今回も最後まで読んで下さりありがとうございました。
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