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共依存とDV

自叙伝を書くに当たり、このワードは外せません。
しかし意外と知らない人が多いな。と感じたので自叙伝で書く前に記事にする事にしました。

共依存ってよく聞くけど、どういうこと?


共依存の意味

共依存とは、特定の他者に過剰に依存して自己の存在価値を見出す状態のこと。

例えば、自己犠牲してまで誰かのために行動したり、他人に評価されることに必死になったりすることです。

もともとはアルコール依存症者の夫に悩む妻の状態を表す際に使われていました。

飲酒問題を抱える夫を献身的に世話したり夫に代わって家族を支えたりと、妻は自己犠牲してまで尽くしますが、アルコール依存者の当事者である夫はますます酒に溺れて負のループに陥ってしまう。

このような様子から「共依存」という言葉が生まれ、現代ではより広い意味で使われるようになったのです。

他人のために行動できるのは素晴らしいことですが、度を超すと共依存になり、自分自身を苦しめてしまうこともあります

さらには自分だけでなく、相手との関係性にヒビが入る可能性もあるのです。

ハッピーライフ編集部記事より

共依存の種類

・恋愛の共依存

恋愛での共依存の特徴は、一方が相手に尽くしすぎて相手が甘えてしまうこと

夫婦間の共依存に似ていますが、恋人間ではお互いに尽くし合うという例は少ない傾向にあります。

依存恋愛においては、尽くす側は恋人がダメになればなるほど自分の存在価値を感じるため、さらに尽くします

ときにはパートナーの自立を妨げるほど過剰になってしまうこともあるでしょう。

しかし、いくら尽くしても満たされないのが共依存の特徴なのです。

共依存はDVに繋がりやすい

夫婦間・恋愛での共依存はDVに繋がりやすいです。

DVは歪んだ愛情で相手に執着する加害者と、自分の存在価値を見出せなくなっている被害者によって成り立ちます。

一見加害者のみが依存しているように思えますが、被害者も「この人は自分がいないとダメだ」と思い込み、加害者に依存することもあるのです。

そんな共依存性な関係ができてしまうとお互いに離れられなくなり、被害者が危険に晒される可能性もあります。

ハッピーライフ編集部記事より

実体験の話しをさせて頂きます。



自叙伝に書く事は省かせてもらうので短く書かせてもらいますね🙇‍♀️




当時付き合っていた彼の依存が始まり、友達との連絡も禁止、家族も禁止状態になり「なんでダメなの!?」と激しく言いました。


すると、彼の目が今まで見たことないのない鋭さに変わり…え?と思った瞬間には首を絞められていて…。


彼は肉体労働者であり力も半端なく強い。

それからどんどん束縛と暴力が激しくなり、仕事は辞めさせられ、携帯電話は壊され新しく彼に手渡されたものを使うことに。

もう私には自由は無いんだなと…心がどんどん病んでいき、自分が彼の言うことを聞いていればいいんだと思うようになりました。

暴力を振るった後の彼は、いつも泣きながらしがみついてきます。

「ごめん。自分でもなんでこうなるのか分からない。傷つけたくないのに。お願いだから見捨てないでくれ」

痛みや恐怖に支配されている私はただただ、頷くしかなかった。


完璧に洗脳され、愛情ではなく共依存になっていたのを自分でも気づかなかったのです。


ただ、暴力を振るわない時の彼は真面目に仕事をしてお金は全て入れてくれる。
家事も協力してくれる。
幼い娘に対しては凄く愛情を注いでくれ、決して暴力なんか振るわない。

周りからみたら「めちゃくちゃ良い彼氏」。

実際、私の周りは彼がDV男なんて全然気づかなかった。

殴る蹴るも基本身体でしたし、例え顔にアザが出来たとしてもコンシーラーと化粧で何とか誤魔化していました。


しかし全く連絡がつかない、街にも出てこない私を周りが不思議に思い出し、家に突然友人が来て。

その時は顔が腫れていて隠しようがなかったので、友人に「どうしたの!?」と言われ…
時間はかかったけど泣きながら全てを話しました。


「とにかく居ない間にここ出るよ!娘ちゃん迎えに行こ!」


と言われ……
あの時の私は普通では無かったからか、断ったんです。


「逃げてもきっと見つかるし、また殴られる。私が怒らせなければ大丈夫だから」と。

その時、友人に引っぱたかれました。
何度も何度も。


ハッとなった。

「今はあんただけかもしれんけど、娘ちゃんに何かあったらどうすんの!」と。


そうだ…
私、何してるんだ。
そこで目が覚めたんです。


急いで軽く荷物をまとめて、携帯電話はトイレに水没させ、学校に電話をして娘を迎えに行き、その足で病院に。


そして間もなく警察がきて、保護されました。

しかしそれで解決では無かった。

狂気に満ちた彼の行動は思いもしなかった方向に向かってしまったんです。


「俺に殺させてくれ」

「お前が戻ってきてくれたらもう何もしない」


この言葉と、あの声は忘れられない。。。




その事は自叙伝にて書く予定です。

DV男が本当に怒りに満ちた時の行動は予測不可能。
そして、今も尚、彼は私に執着しています。

DVの環境から逃れる為には周りの協力が必要不可欠になります。
それと、自分の意思です。
簡単に逃げれるような相手では無い。

それに関してはまた今度ゆっくり書かせてもらいます。


今回も最後まで読んで下さりありがとうございました。



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