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残念なラーメン屋の特徴

この所、残念なラーメン屋さんに入ることが多く、共通点があるように感じたので考察してみました。飲食店関係者ではない単なるひとりの客として感じたことです。

ラーメン屋での顧客体験

店に入ってから出るまでの間に、客がラーメン屋さんと接する機会は幾つかあります。

  1. 来店

  2. 券売機

  3. 着席と注文

  4. ラーメン提供

  5. 会計

  6. 店を出る

  7. その他

    1. 設備

    2. 匂い

    3. 店の作り

    4. 待機店員

それぞれの機会で、残念なラーメン屋がどんなだったか、比較して良いラーメン屋さんがどんなだったか、を書いてみたいと思います。そんなに違いがないと感じている所は飛ばします。

残念なラーメン屋さん=もう行きたくない、良いラーメン屋さん=また行きたい、の軸でしか考えておりません。どんな麺を使っている、スープがどうのこうの、と言うのは二の次の話しで、それ以外の所で評価を下げているお店が多いな、と思ったので、書いてみようと思った次第です。基本的には店の名前は伏せたいと思います。

残念なお店の特徴

客が入ってきたことに気づかない

客が入って来たのに気が付かない、もしくは、「いらっしゃいませ」の声が小さいお店は間違いなく残念評価です。そういうお店は、この後に書く色々な点で残念なことも多いです。

飲食店でアルバイトしたことのある人ならわかると思いますが、お客さんが入ってきたら、大きな声で「いらっしゃいませ」と声を出し、気が付かなかった店員はそれが聞こえたら、後追いで大きな声を出すように教育されます。これが出来ない店は行く価値がないとすら言いたいほどの重要事項だと思っています。高級店は別の接客の仕方がありますが、ラーメン屋はどんな店でも今のところ高級店には分類されないので、ここはどこも共通だと思います。

出来ない店の事情を想像すると、そもそも教育していない、来店に気づくように店員を配置していない、最初は教育していたが、閑古鳥が鳴いてるので、言わなくなった、言っているつもり、くらいではないか、と想像しますが、どれも仕方がないでは済まされないと思っています。

ともかく、期待値がガクンと下がりますし、実際美味しくないことが多いです。多分二度といかないでしょう。

今日入った駒沢のお店もそんな店でした。目があったのに何も言わないので、休憩中なのかと思った程です。お店の方は、多分言ったのでしょうけど、聞こえていないので言わなかったのと同じなんですよね。

券売機で目的のラーメンを探せない

券売機体験で残念な店判定することはあまりないですが、思い出すと妙な店がありました。目的のラーメンを探せません。

他の方はどうかわかりませんが、私の場合は店頭でメニューをみて、食べるものを決めてから入るので、あのラーメンはどれかな、と探すわけなのですが、それが分からない券売機があります。特に、自分の店のシグネチャ商品が探せない作りになっている所は駄目だな、と感じます。おすすめラーメンは一番上にボタンを配置するとか、タッチパネル式だとしても、最初の画面に出すとか。

ひどい所は、店頭に書いてあるメニューとボタンに書いてあるメニューが違う所もあります。

着席指示に納得感がない

客が座る席を指示するタイプの店とそうでないタイプとがあります。前者のケースで残念感が出てきます。

繁忙時間帯でもないし、実際、客席にも人がまばら、と言う状態のケースが何故か多いです。

空いてる時間帯の場合、お好きな席にどうぞと言われること多いですが、先日行った三軒茶屋のお店でも同じ様に言われたので、勝手に座ると「こちらの方が良いですよ」と言われました。だったら最初からそこへ座って下さい、と言えば良いのになぁ、と納得いかない気持ちで一杯になりました。

ラーメン提供時に食べたことがあるか訊く

変わった食べ方、そのお店ならでは食べ方、を主張するケースで偶に残念なケースに出会います。

残念なお店は、そういうケースで「当店のXXXを召し上がったことはありますか?」と言う主旨のことを訊いてきます。その上で「ない」と言うと、説明を始めます。以前は仕方ないかな、と思っていましたが、良いお店に出会ったことで意見が変わりました。

感じが良いなと思った店では、そんなことは訊かずに、どの客にも何回行っても、丁寧におすすめの食べ方を説明します。

店を出る客に気が付かない

店を入ったときには「いらっしゃいませ」と言える店でも、出るときを見ていないお店は結構あります。

先日行った渋谷ストリームの味噌ラーメンのお店では、私が食べている間に3人ほど「ごちそうさま」と言って出ていったにも関わらず、無視(結果としてだと思いますが)していました。この店の場合は、多分ですが有線放送のBGMの音が大きすぎて、客の声が聞こえないんですね。客の声も聞こえないBGMの音量ってどうなの、と言う所を考えたこともないのでしょう。多分、客席に座ってシミュレーションもしたことがないのだと思います。

また来ようと思ったお店で、店を出る客に気が付かない店は一つもありません。

清掃・備品管理が行き届いていない

着席して待っているとカウンターやテーブルの上のものが目に入ります。残念なラーメン屋さんは、だいたい以下の2つの特徴を備えています。

  • 色々な所にホコリがかぶっている

  • 不足しているものが補充されていない

座りにくい席がある

できるだけ客席を増やしたいのはわかりますが、そんな座りにくい席なんで作ったの?と思う店があります。うちの近所のラーメン屋さんはそういう作りをしています。因みにカウンターの席です。

待機店員がおしゃべりしている

残念なお店では、待機店員がキッチンの奥に全員引っ込んで、仕事に関係ないおしゃべりを延々としています。客が何かを頼みたくても、聞いちゃいません。渋谷にある海老味噌ラーメン専門店がそういうお店です。











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