「書いてはいけない」は、読まなくてはいけない
経済アナリストの森永卓郎氏の最新刊「書いてはいけない」が売れています。メディアの三大タブーに切り込んだこの本、当然の事ながらメディアは一切報じていません。内容はかなりショッキングなもので、本人曰く「命を狙われるかも知れない」程。ついでと言っては何ですが、百田尚樹氏の「日本国紀」と同様に、全国民に読んで欲しいものだと本心から私は思います。
偏向報道やら切り取り報道やら捏造記事やら、マスメディアは本当に油断ならないと思いますが、彼らも仕事であり、営利企業であればこそ、やむを得ない事情もあるでしょう。忖度も必要になることが往々にしてあるでしょう。それはある意味仕方のないことです。しかし、だからこそ、私たちはメディアを100%信頼する愚をおかしてはならないのです。
あるデータによれば、日本人は欧米を中心とする諸外国に比してマスメディアに対する信頼度が高いらしい。ことにテレビに関してそれは顕著で、日本では60~70%もの人が信用していますが、欧米では20%もいないとか。
欧米と違って日本では、キー局のテレビ局は全てが新聞社の子会社ですから、新聞社に対する信頼度がテレビ局にも好影響を与えているのでしょう。しかし、彼らの行う報道は著しく恣意的で、時に感情的でもあり、様々な取引先企業や政府、国、行政などへの忖度も大きく影響しています。だからこそ、彼らの報道する方向性「以外」も、常にチェックするべきでしょう。
大ヒットアニメ「鬼滅の刃」の第一巻で、主人公の竈門炭治郎が、最初に出会った〈柱〉である冨岡義勇に『生殺与奪の権を他人に握らせるな!』と怒鳴られるシーンがあります。マスメディアの垂れ流す情報をそのまま100%信用することは、当に現代において《生殺与奪の権を他人に握らせる》ことでしょう。漫画の世界と現実を一緒に考えるのは大げさだと思いますか?
一つ例を挙げれば、新型コロナワクチンです。動物実験が済んでいない、というか、実験動物が全て死滅したため途中で打ち切って、それでも強引に進めたワクチンです。どんな副作用があるか全く検証されていない段階での、【未完成のワクチン】を、WHOも巻き込んだ『世界的パンデミック状態だから一刻も早くワクチンを打つ!』と、マスメディアに煽られるまま疑問を持たずに我先にと打ち、結果として副作用で亡くなってしまった人達も大勢います。製薬会社は勿論、政府もマスメディアも正確な数を報じませんが。
これって、『生殺与奪の権を他人に握らせた』結果ですよね? 一事が万事です。情報源は、マスメディアだけに頼ってはいけません。あなたも私も。