俳優の〈思い上がり〉

光希重名士の姓名判断的ココロ(7)

映画「おいハンサム!!」の公開初日挨拶が先週末(6/21)に行われ、舞台上で出演者の1人である木南晴夏さんが、司会者に「おい○○」というエピソードを問われ、ロケ弁の質落ちへの苦情を述べたそうです。今日ネットニュースを見ていたら、早速それに対し結構なクレームが押し寄せているよう。

私も同感ですね。実は翌日の土曜の段階で『これは炎上しそうだな。』と思っていました。仕事場で食事を出してもらえる立場であり、しかもそれに対して文句を言えるところが流石芸能人ですね。周囲に甘えていますし、そもそも感謝の気持ちがありません。単に予算がかかるだけでなく、そのためにスタッフの仕事が増えます。舞台上でそんな話をした木南晴夏を叱る人もいなかったようです。共演者のMEGUMIさんにしても、吉田鋼太郎氏にしても、年上の先輩芸能人としては笑って見過ごしていい話ではありません。

木南晴夏
【遺伝】13、【対人】14、【本能】22、【本質】21、【天命】35

【天命】が35画なので大人しく、温厚で世話好きな優しい人でしょう。ただそれが何事にも中途半端になりがちで、サラリーマンだと器用貧乏で終わる人も多いとされています。ただし文芸・芸能・学問など特殊な分野に進めば話は別で、大輪の花を咲かせる人も多い。木南さんは俳優なのでそこは◎。

司会者に振られた以上、何かを話さなければならず、普段から俳優仲間で話していた「不満」を良い機会だ、他の俳優さんのためにもなるだろうし…とこの話をしたのかも知れません。つまり自分より〈人のためを思って〉。

彼女の【本質】は21画で、これは典型的な政治家・官僚にとっての成功運。何故かと言うと支配欲が強く、意識も強烈で決して引かない頑固さがあるのですが、基本的に相手によかれと思って行動するからです。世のため人のために自分の意志を貫くのは、政治や行政に携わる人にとっては必要不可欠な資質と言えましょう。木南さんも多分にそういう面をお持ちですし、それが彼女の生き甲斐でもあるのです。それが今回の発言に繋がったのでしょう。

しかし、仕事場で食事を用意して貰うことを当然至極のことと思っていること、あまつさえ食事(弁当)の内容が厳しくなった途端に公共の場で堂々と文句を言うこと自体、「思い上がり」と言わざるを得ません。周囲の俳優仲間もそれを良しとしている時点で同罪です。聞けば彼女は16歳で単身上京しているらしいのですが、若い頃から芸能界にいると、やはりズレた感覚になってしまうのでしょうかね。俳優として評価していた人だけに、残念です。








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?