芸人・ほいけんたの人生訓

昨夜(5/12)フジテレビ系の「Mr.サンデー」でしたか、最後の方をチラリと観たのですが、ものまねタレント?のほいけんた氏を特集していたようです。アニメ「鬼滅の刃」の新シリーズの初回を観ようと、少し早めにテレビをつけた時に目にしただけなので、中身はあまり観られませんでしたが…

明石家さんま氏のものまねで、私は数年前初めて彼の存在を知りましたが、最近はものまね以外にも多方面で活躍されているようです。地声がさんま氏とは全く別の声質であることに驚いたり、実は歌が大変上手だったり、芸達者な人です。芸歴が非常に長い方で、現在還暦近いとのことで、この芸名が昔からなのか、最近からなのか分かりませんが、取り敢えず観てみました。

ほいけんた
【遺伝】7、【対人】11、【本能】9、【本質】5、【天命】16

【対人】の画数つまり仕事運は11画で意志強固&人の意見を聞きません。番組の中で最初は演劇の世界へ入ったものの、演出家通りの演技が要求される演劇の世界が合わず、自分で全てを「仕切ることが出来る」お笑い芸人の世界に転身したとの件がありました。仕事運が11画の人が、自分の意志を出せない仕事に長く就くことは不可能でしょう。彼の場合、【遺伝】が7画のため、自己主張の強さがさらに増強されてしまいますから、尚更です。

その二つだけなら、周囲との軋轢は相当なものになるでしょうが、彼の場合は【本質】が5画。空気を読み、周囲と仲良く過ごすのが生き甲斐の平和主義者なので、さほど大きなトラブルには見舞われなかったと思われます。そのかわり、自分の気持ちや主義を抑えつけることは多かったでしょうが…

5画はもともと変化が活かされる面があり、行動を支配する【本能】の9画は頭の回転は速いものの〈飽きっぽい〉性格があります。この二つが意味するところは当に《転石苔を生ぜず》でしょう。これは「一カ所に留まって辛抱が出来ない者は大成することができない」というネガティブな方向の意味と「いつも活発に活動し動き続けている者は、澱まないが故に常に輝ける」といったポジティブな方向での意味の、2方向があります。ほいけんた氏の場合には明らかに後者のようですね。それは16画の影響もあるでしょう。

彼の人生の総括たる【天命】の16画は、苦難は度々あれども最終的には衆望を集めて頭領となれる数意を持ちます。神は乗り越えられる試練しか人に与えない、という考え方に近い運勢とも言えます。基本的に癒やし系であり、人のために奉仕することが何よりも尊いと考える人生観ですから、インタビューの最後で彼が言っていた『人が笑うと自分も幸せをもらえる』というのが、掛け値なしの芸人・ほいけんたの人生の集大成に違いありません。

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