見出し画像

初!【選手分析】渡邊 凌磨 

今シーズン、FC東京から浦和レッズに加入した渡邊凌磨。

加入当初はテクニック、アイデア豊富のアタッカーな選手としてJリーグファンから認知されていたが、なぜヘグモ監督は彼を左サイドバックへとチェンジしたのか、そして新たなポジションのサイドバックで成功を収めているのかを紐解いていこうと思います。(超主観)

今回は攻撃のみを分析しました。

■プロフィール

名前    渡邊 凌磨(27)
生年月日  1996/10/2
出身地   埼玉県 東松山市
身長    176㎝
体重    72㎏
ポジション 左SB インサイドハーフ ウイング

■ストロングポイント(長所)

⦿ユーティリティープレーヤー

浦和加入前はウイング、トップ下など攻撃的なポジションでの出場が多く、サイドバックへのコンバートは誰もが驚いたと思います。

しかし2022年にアルベル監督(現フリー)がFC東京の監督に就任してから、一時期は右サイドバックでのプレー経験があるので、もともとユーティリティープレーヤーなのです。

⦿両利き

右利きですが、逆の左足でも右足と同じくらいの制度でボールを配給、供給することができます。
両足から放たれるクロス、シュートは彼の大きな武器です。

特に左サイドバックでプレーすることになると、攻撃時にての1対1ではキックフェイントを上手く使いながら縦に抜けたらクロス、カットインならシュート。どちらでも精度の高いキックを放つことができます。

⦿運動量が多い

この武器は非常に大きいです。運動量が多いこともサイドバックへコンバートされた理由の一つかもしれませんね。90分間フルで攻守ともに貢献することができます。

前めのポジションになれば、中盤での強度だったりディフェンス面での貢献が多くできると思うので、どのポジションでも運動量の多さが活きるでしょう。

⦿ドリブル

相手を見ながらドリブルすることができます。なのでビルドアップでは低い位置から剥がして前進することができるので、チームとしての打開策にもなっています。

攻撃の1対1では両足使うことができるので、相手もどちらに行くか読めない状況になるし、彼のドリブルは独特でヌルヌルしてるので相手からすればやりずらさを感じると思います。

■試合分析

ここからは試合の中で渡邊選手のポジショニングやほかの選手の関係性などを見ていきたいと思う。

⦿ビルドアップ

キーパーを使ったビルドアップの場合は2CB+両SBをアンカーと同列させた2+3でボールの付け所を探っていく。

図① GKを使ったビルドアップの基本配置
※渡邊のみ背番号表記

SBということで相手からするとボールの取りどころとなるが、ストロングポイントにも上げたように、個の技術で打開したりすることもできるし、そこからのチャンスを演出することできる。

そしてこのポジションから大久保orグスタフソンを経由してからの中島の仕掛けやサイドへ展開、相手DFライン裏へ目掛けたハイボールを配給するとチームとしてもチャンスが生まれやすいので、ビルドアップ面での大きな役割を担っている。

そして、左サイドの大久保、中島との関係性は浦和の武器となっている。

⦿左サイドのトライアングル

大久保、中島がセットで入れば渡邊の良さが最大限に発揮できると個人的には思っている。

3人が流動的に動くことで、相手のディフェンス陣をかき回し、マークを外していくことで、ゴールに向かっていくことができるので、左サイドからの崩しで多くのチャンスを作る。

特に中島に関しては自由にピッチ全体に顔を出すので大外で渡邊がフリーになり、得意の1対1になり、クロスまたはシュートまでもっていくことができるので、攻撃的サイドバックが成り立っていると思う。

⦿グスタフソンに合わせたポジショニング

図② 左サイドでのトライアングルとグスタフソンの立ち位置

図①のように相手2トップの間に顔を出すことが多いグスタフソンだが図②のように左に流れながらDFラインまで降りることもある。
そこで3バックを作れば渡邊は高い位置を取り、大久保、中島とトライアングルを作ることができるのでチームにとっても、渡邊にとってもグスタフソンの存在は非常に大きい。

■分析終了

以上で渡邊凌磨選手の分析を終了したいと思います。今回は攻撃にフォーカスを当ててやっていきました。

はじめてのブログなのでおかしなところもあると思いますが、これからもっとサッカーを知りながら楽しくブログをやっていければいいなぁ…

反省点
・「です。」や「ます。」をつけるかつけないか曖昧になったので次からは統一していきたい


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?