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大学4回生残りの半年をかけてすべてを取り戻す

大学は人生の夏休みと呼ばれるほど、悠々自適に自由な生活を送ることができる。
しかし、それ故に自分に甘えて、自堕落な生活を送り人生唯一の長期休暇を棒に振ってしまう人がいる。

自分はまさにその典型である。
普通にバイトもして、普通に単位も取って、普通にそれなりに遊んで、特に不満もない生活を送ってきた。
別に何かをやってきたわけでもないが、十数年後、大学生活は楽しかったかと問われれば、楽しかったと言うだろう。とはいえ、胸を張って大学は青春そのものだったと言えるものではない。

そして今日、いまいちパッとしない大学生活を送ってきたと感じている理由、薄々感じてはいた、本能的に目を背けていた、幾ばくかの不安について、ついに面と向かって、自分に問うてみた。

「大学生活で一番楽しかったことは?」
あれ、なんだ?特筆してあげる思い出がない。友達と色々旅行に行ったり、ゲームしたり、カラオケ行ったり、色々やってきたはずなのに、どれを一番に選んでも違和感が残る。
思い出に優劣をつけるなんて間違っている、という自分の道徳心が答えをはぐらかしているのか?いや、自分の人徳を偽って理由にするのはよそう。
そう、大学生活で得た思い出は、優劣つけ難いほどに、いまいちパッとしていないからである。


気づきたくもなかった”それ”を、ついに言及してしまった。
しかし、こうなったら何がなんでも取り戻してやる。

と言うわけで、リアルタイムでお届けする、
大学4回生残りの半年をかけてすべてを取り戻す、の始まりである。

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