2022年西大和学園中学校 算数(東京、東海)

西大和学園中学校のサテライト入試の算数の前に基本的な情報を。

東京会場:101名(合格者数)/191名(受験者数) → 合格率52.8%
東海会場:54名(合格者数)/203名(受験者数) → 合格率26.6%
岡山会場:13名(合格者数)/74名(受験者数) → 合格率17.5%

合格最低点:併願299点/専願289点 → 得点率59.8%

東京会場の合格率の高さが際立ちます。東京会場の受験層は不明ですが、東海会場・岡山会場は各地域の上位層が受験していると想定されます。
しかし、算数が難しく、東海・岡山会場の受験生にとって厳しい戦いになってしまったのではと思います。特に2022年は大問3が難しく、大きく影響してしまったのではと思います。

例年、合格最低点は6割程度なので、算数でも6割を目指す必要があると思います。

それでは、2022年度入試で6割を目指すために取りたい問題、捨て問を考えてみましょう。
全15問なので、60%取るためには9問正解が必要。
大問1
 (1)、(3):必ず正解したい
 (2):補助線の引き方がポイント。なんとか正解したい。
大問2
 (1)、(2)、(3):ダイヤグラムを書いて整理すればOK。必ず正解したい
 (4):なんとか正解したい
大問3
 継子立ての問題ですが、3個の継子立ては初見の人が多いかと。
 (1):必ず解きたい
 (2):[245]を解けるかどうか。
 (3):[245]を解ければ全て解けるはず。
 (4)、(5):捨て問。

大問3の問題数が多くある程度解けないと6割確保することは厳しかったと思います。大問3の(2)、(3)が合否の差になったのではと思います。入試なので、(2)の[245]は規則性に気付けなくても力技で解くのも大事です。

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