見出し画像

自分を大切に扱うって難しいなあ…

更年期を過ぎてから、びっくりするほど体が変化したので、
「これからは自分を大切にするぞ〜」
と思ったものの。

今まで自分の体に対してどれだけ厳しく無関心だったかに驚いています。

そもそも、「愛する」って具体的に何をするだろうって考えてみたんです。
例えば、自分の子供だったら、恋人だったら、やっぱり声をかけるかなあって。

「頑張ったね」「ありがとう」「無理しなくていいよ」とか。

相手が何かを一生懸命にやっている時には、ちゃんと見て励ますかも。

私、今まで体が頑張っている時に、あまり意識を向けてなかったんですよ。
例えば、毎朝トイレに座ってる時も、全然他のことを考えてたりして。

「ああ、スッキリした、ありがとう」と言ったことはなし。

お風呂に入っても、出てからマッサージする時でも、
「お疲れ様、今日も一日、頑張ってくれてありがとう」なんて感謝したこともない。

「お疲れ、私」
と自分を励ますことはしても、体に対してねぎらいの言葉をかけたことはありませんでした。

*****

そんな、体に無関心な生活を送ってきたツケとでもいうんでしょうか、
最近、両足に糸ミミズのような静脈が細かく浮き上がって見えるようになってきました。
うわあ、どうしようって。

特にここ2年でグッと増えた気がします。
静脈の老化なので防ぎようもなく……。

着圧ソックスで予防したり、目立たなくするためにレーザーで焼く方法もあるそうですが、再発すると逆に酷くなるんだとか。

それで思ったんです。

「体を大切に扱ったら違う結果になるのかも……」


よくわからないので、とにかく言葉をかけながらさすってみることにしました。

足だけでなく腕やお腹まわり、一番酷使している目も。

「頑張ってくれてるよね、ありがとう」

自分の体に話しかけるなんて、周りから見るとちょっと不気味です。

「体に言葉をかけてさするとなんか調子が良くなる気がする」
なんて言ったら
「え、大丈夫?」
と引かれそうだし。

「老化現象だ、ガタがきた」
と言って嘆くのは普通だけど、それじゃあ今までとおんなじ。

体をもう1人の人格として扱うなら、
「そんなに無理しなくていいよ」
って言ってあげるのが愛のような気がするけど。

まあ、体は喋れないし、明らかな反応は返ってこないので。
(人なら笑い返してくれるとか、喜んでくれたりするじゃないですか)
つい気がつくと他のことを考えたりして、言葉をかけるのを忘れちゃうんですよね。

やっぱり、雑念というか、余計な思考が邪魔をしてるような。

ということは、瞑想するのが一番いいのかも?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?