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オークションに参加して美術品・ワイン・マンガを競り落としてみる【③オークション用語集編】

こんばんは。金曜日の夜、いかがお過ごしでしょうか。
今夜は、オークションで頻繁に使用される用語11個をご紹介いたします。

過去の記事はこちらから↓

①オークショニア(競売人)

馬場さん(0804コンテンポラリー3)

競売人。壇上に立ち、オークション(競り)の進行を司ります。
オークショニアは会場の雰囲気を読み、時に和やかに、時に緊張感を出しながらオークションを進行します。

②パドル

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番号を記載した札です。オークション中は、パドルに記載された番号が自分の名前替わりとなります。入札や落札をした際には、オークショニアからこの番号で呼ばれます。

③LOT(ロット)

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オークションに出品される作品につけられた通し番号です。基本的にオークションはLOT番号順に進行します。
オークションは早い時は1時間あたり100~120LOTのスピードで進むこともあります。
Shinwa Auctionのオークションカタログでは、上図の赤丸部分がLOT番号となります。

④ビッド(入札)

オークションに参加して、買い受けの意思を示すことをビッド(入札)といいます。オークション会場に足を運んで参加する、電話で参加する、オンラインで参加する、事前に申し込んでおくなど、ご自身のご都合に合わせた方法を選ぶことができます。

⑤落札 

オークションによって作品の売買が成立することを落札といいます。
落札に成功した人を落札者といいます。

⑥不落札

参加者の誰からもビッドがない、もしくはリザーブプライスに届かず、売買が不成立となることを指します。

⑦エスティメイト(落札予想価格)

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様々なデータと購買層の動向から推測した、落札の目安となる価格です。
Shinwa Auctionのオークションカタログでは、上図の赤丸部分がエスティメイト(落札予想価格)です。

⑧リザーヴプライス(最低売却価格)

出品者がこれ未満では売らないという価格のことです。販売委託契約として出品者と当社の間で取り決められ、公表されません。

例)作品Aのリザーヴプライスが50万円の場合
50万円未満のビッドしかない場合(20万円、40万円、48万円など…)
⇒競りを不成立とし、売却をしません。
50万円以上のビッドがあった場合
⇒競りが成立、50万円以上で、一番高い価格でビッドした参加者が落札者となります。


⑨成り行き

リザーヴプライスを設けていないことを、日本の多くのオークションハウスでは「成り行き」と呼んでいます。

⑩ハンマープライス(落札価額)

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オークショニアがハンマーを打った時点の価格をハンマープライス(落札価額)といいます。リザーヴプライスがある場合、リザーヴプライス以上の場合にのみ売買が成立します。

⑪下見会(プレビュー)

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オークションに出品されるすべての作品を展示しています。どなたでも無料で入場することができ、作品を間近で鑑賞、状態を確認することができます。

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下見会場やオークション会場では、皆様のご質問にスタッフがお答えします。オークションにまつわる疑問点や、参加に際して不安な点がございましたら、是非お気軽にお声がけください。

次回:オークションに参加して美術品・ワイン・マンガを競り落としてみる【④欲しい作品を見つける編】

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