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こんな音楽を聴いてました日記【2023年6月】

リアルタイムで編集して、月末に投稿しているnoteシリーズです。
※全アルバムのレビューまでは書いてません
・新譜
…1か月以内にリリースされたアルバムやシングル
 (シングルはあまり書かないかも)
・旧譜
…先月以前にリリースされたアルバムなど
初めて聴いたアルバムを中心に感想を書く
ただ、何度も聴いているようなアルバムは書かないかも
…「友と聴いてくるシリーズ」も復活!(私が友と聴いたことないアーティストを決めて聴いてくる、というのをプライベートでやってます)
・プレイリスト
…AppleMusicやSpotifyのプレイリストの視聴履歴です
・動画
…YouTubeとかで、公開されている(なるべく権利関係クリアな)音楽動画
・注目
…よく聴いていたアーティストとは別に、注目のアーティスト
・良い記事
…読んでよかったと思った記事
・ライブ
…現地やオンラインでのライブ参加レポ
・その他
…気になったもの、手に入れたCD・レコード等、近況報告など
・今月の総括
…一か月の総括をします
・よく聴いたアーティストTOP5
…LastFmの記録をもとに、その月によく聴いていたアーティスト
今月のLastFmはこちら


新譜

Kode Talkers「Kode Talkers」

オーソドックスな70~80’sのロックスタイル
M2~M8までが好き 最初の曲がなんか気だるいのが好みでない
「When I」のメロディが最高
ハンディキャンディマンはやはりハイライト
もっと大々的に活動してほしい気持ちもあるが、今はマイペースに活動の幅を広げる感じなのだろうか。1枚目としてはかなり良質なアルバムとなっている

リーガルリリー「where?」

ギターロックの重厚感が増している気がする
「Cとし生けるもの」以降の柔らかくもエッジがある歌詞たち
M1とM5が特に良い

ART-SCHOOL「luminous」

10曲を約30分で駆けぬける

1曲目からシューゲイザー強めのロックあり、M5のようなギターポップソングもあり、M8のようなパワーポップもあり… 80~90sのオルタナ寄りのロックコレクション。好きな音楽をギュッと詰めてきたな、と。
あと、シングルの時よりも声の調子がいいように思う(Mixの妙かもしれないが)
平均点が高いアルバム

Varias Artists「セカイノオト vol.1」

ゲーム「プロジェクトセカイ」の公式"イメージアルバム"。ゲーム内のイベント楽曲とは違い、このアルバムのために各ゲーム内ユニットへ楽曲が書き下ろされている。
それぞれの「ユニット」のバーチャルシンガーが歌う曲、ということ以外の縛りが特にない分、楽曲の自由度が高く各クリエイターの個性がちょうどよく表れている。
特に「25時、ナイトコードで。」をイメージした、椎乃味醂「limbo」と 袖野あらわ「Unpoison」の両トラックは聴いて一発で釘付けなるやつだ。他もM3やM5のようなカワイカッコいいトラックもありつつ、1曲目に戻ってみると、ややスタンダードなロックやメタルなバンドサウンドもあるからイイんだよな~となる。
こういう公式のイメージアルバム企画はまたやってほしいな。制約の少なさからくる自由度が楽曲のバラエティを増やしてアルバムとして聴きごたえが出るし、良いボカロPに出会える契機にもなる。

The Japanese House「In the End It Always Does」

先行配信されてた「Sad to Breathe」「Boyhood」「Sunshine Baby」がドツボだったから期待の新譜を聴く

前作がアコースティック主体なアルバムだったと記憶しているけど、今作はグイッとシンセポップ寄りになった。とはいえインディーポップの、なんというか"派手じゃない"平静心のまま盛り上がる感じが全体にある。

ところで、時折入る高い人の声のサンプリングみたいなやつ苦手なんだよね(フニャフニャフニャ~みたいなやつ)。あれ、何?

旧譜

土岐麻子「PASSION BLUE」(2019)

ライブで聴いた「美しい顔」が良すぎたのでアルバムも聴いてみる

初めて聴いた1stがジャズテイストのアルバムだったから、こちらを聴いてギャップがすごい
軽快なシンセポップに力強い詞、ヒップホップのような歌い方もあり。
M2とM7が特段好き

the Margarines「PiP」(1998)

フォロワーの方のつぶやきより気になって聴いた

90s後半らしい気だるげで退廃的なインディーロックに90sらしい女声が重なる
コード進行とかメロディが好みすぎる
M8とかポストグランジぽさもある、良い
いやほんとに良い。派手な展開もなく聴きやすい。
昼下がりの街を歩きながら聴いていたい。

swimmingpoo1「half sleep」(2007)

中古レコード屋でなんとなく買ったCD

たどたどしい打ち込みにアコギと囁きボイスなフォークトロニカ
以下のようなフォーキーなバンドサウンドがメインの曲は好み
「虹の足」「skip sand」「Tea Tree」「ナイトキャンプ」
「4capo」や「colobocle」のように2000年代初頭あたりのゲームのBGMを想起するようなインスト曲もいい
ただ、打ち込みメインだと少し苦手かも

Brian Eno「Music For Airports」(1978)

DEATH STRANDINGをやりながら聴いてました
ピアノやコーラスなどの音が点々と鳴る、ザ・アンビエントなアルバム
メロディがあるわけじゃないけど音楽としてスッと馴染むし、不思議と安心感がある
ちなみに空港のイメージは沸かなかった

Max Cooper「Yearning for the Infinite」(2019)

エレクトロフォークを探していたら行きついたアルバム
どこか幾何学的でノイズをも操るエレクトロニカ集
「Void」のようなクラブでも流せそうな曲もあるが、「Repetition」のようなザ・エレクトロニカな曲が好き

Adam Schmitt「illiterature」(1993)

メロディックっていうのかな、メロディが強いインディーロック好き
コード進行もいちいち好き
テンション高めの曲も良いが、M9のようなミドルテンポでアコースティックな曲も◎、アルペジオが印象的

さよなら、また今度ね「菅原達也菊地椋介佐伯香織渋谷悠」(2013)

う~ん
アマチュアバンドのノリってやつかな…
もう一回聞こうとは思わない

さよなら、また今度ね「P.S.メモリーカード」(2013)

どうした!?って言うほどグレードアップしてる 。音楽プロデューサーの力なのか…
持ち味のひねくれてキャッチ―なポップスがいかんなく発揮されているし、
ひねくれ具合が単なる邦ロックバンドの枠からはみ出つつも、歌詞のノリがその辺バランスを持っている
キーボードが程よく入ることで前作から格段に聴きやすく耳に残る曲になってる
「輝くサラダ」がたまらなく好き
あと、アルバムのイラストたちにも味があって良い

さよなら、また今度ね「夕方ヘアースタイル」(2014)

ひねくれ具合がちょっと落ち着いた
全体的に叙情的な雰囲気が少し漂う。
キャッチーにインパクト重視に、というよりはシンプルにロキノンバンドしてます感が出ている
今思えばここから活動休止になるのも分からんでもない(でも当時はそこそこ驚いた)

CAST「All Change」(1993)

オススメに出てきたので素直に聴きました
パワーポップやギターポップの心地よさ、人懐っこさに浸る
AlrightやPromised Landから続くポップネスがうねりながらも真正面からやってくる
その良さ

手に入れたCD・レコード等

CD

Ryoji Ikeda「1000 fragments」
swimmingpoo1「half asleep」
さよなら、また今度ね「菅原達也菊地椋介佐伯香織渋谷悠」
さよなら、また今度ね「P.S.メモリーカード」
さよなら、また今度ね「夕方ヘアースタイル」
Varias Artists「セカイノオト vol.1」

Blu-ray

「プロジェクトセカイ COLORFUL LIVE 2nd - Will -」

観たライブ

「syrup16g Tour 20th Anniversary “Live Hell-See”」
(大阪なんばHatch@6/28)

初なんばHatch。エレベーターでぐんぐん昇るのね。
Hell-See発売時はもちろんシロップの存在を知らずライブなんて行ってないので、ぜひ行かねばと足を運ぶ。MCで当時来てた人を訪ねていたがかなり手があがっていてビックリ。
Hell-Seeの曲をアルバム収録順に演奏。Hell-Seeってアルバムはポップかつこもった音のイメージがあるが、ライブとなるとcoup d'étatにも通づるアグレッシブな演奏(特にドラム)を感じる。不眠症とか末期症状、ex.人間、もったいないあたり好きな曲だったので、生で聴けて嬉しかった。
1回目のアンコールは去年のアルバムから。深緑はもっとオーディエンスが盛り上がってもいい曲。
ダブルアンコール曲は「I.N.M」「変態」「scene through」。どれも久々に聴いたもんだからタイトルがすぐに思い出せなかった。scene throughえらい手があがってたな。
Hell-Seeツアーの後のバンド活動が気になる。再現ツアーか普通にライブか。

今月の総括

よく聴いたアーティストTOP5

1位:スピッツ
2位:家主
3位:The Japanese House
4位:長瀬有花
5位:さよなら、また今度ね

今月分統計

アルバムレビュー
新譜:5
旧譜:10

Scrobble
644:曲
149:アーティスト

振り返り

今月はガクっと聴いた曲数が減ってますね。これはセルフ通信制限するためにサブスクを避けたり、旅行中は音楽を聴いていなかったりしたからでしょう。
さて、今月は嫌に印象的なことが2つありました。1つは目の前で熱中症で人が倒れ痙攣する様を目の当たりにしたこと。お連れさんや周りの優秀な方のおかげもあって無事でしたが、熱中症の身近さと恐ろしさ、そしてとっさに動くことの難しさを改めて知りました。
2つ目は偉い人との飲み会で、ひたすら体罰の肯定とか、LGBT全否定とかそんな会話を目撃させられてきたことですね。なるほど、森元首相も元気なわけだ。
そんなへとへとな心に、ずっとこの曲が鳴っていました。ライブ、楽しみです。


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