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僕は、日本のマンションに足りないものを付けたしたい。

どうもみなさん、はじめまして。株式会社新都市生活研究所の代表取締役 池崎です。2021年4月に創業して、今月で1年5か月目。弊社はまだ従業員3名のとても小さな企業ですが、実現したいことは、とても大きいものです。

弊社のビジョンは「日本のマンションに、もっとワクワクを。」

それってどういうこと?

細々と説明する前に、先週末、秋風が流れるマンションの屋上にて「東南アジア ルーフトップバー」というイベントを開催しました。まずはちょっとこちらの画像と動画を見てください。これは、バンコクのホテルバーではなく、マンションの屋上で撮った景色です。

紫とピンクの照明で彩られた展望デッキで、DJがチルミュージックを爆音でかけ、出てくるビールはすべてアジアのビール。うん、とってもアジアンチック。売れすぎて最終的に別のビールになっちゃったけど。子どもも合わせれば300人強は来てくれました。
様子がよくわかるように、展望デッキにいくまでの道のりを撮ってみたので、こちらも見てください。繰り返しますが、これはマンションの中で、住民かそのゲストしか入れない、クローズドなイベントです。

イベントは17時から21時までの4時間だったけど、20時くらいから本当にいい雰囲気になりました。踊りだす人も出てきて、スタッフ側としては結構感動するものがありました。

とても大盛況だったし、来た人には「こういうイベントを待っていた」「すっごい楽しかった、自宅じゃないみたいだ」「一度と言わず毎週やってほしい」「お知らせを見て友人を招待したけどみんなで楽しかった」と嬉しい感想ばかりいただきました。

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話を最初に戻します。

日本のマンションに住んでいて、棟内でワクワクすることって、ある?

少なくとも、僕は無かった。

新築マンションのモデルルームに行くと、とても高揚感を掻き立てられます。あたかも「この物件に住むと、素晴らしい人生が待っている。」そういわんばかりのコンセプトムービーを見せられて、舞い上がって買ってしまう。

しかし、いざ住んでみるとどうでしょう?
日常の連続が続きます。それはどんなに大きいマンション、タワマンに住んでいても変わることはありません。
でも、タワマンなら、高揚感を維持するための立派な舞台装置が付いています。例えば、パーティールームやバーが付いていたり、物件によってはプールまで。でも人間、すぐに飽きて行かなくなるものです。ましてや、屋上の展望デッキなんて入居のときに1回か2回いったらそのうち行き方すら忘れてしまう人がほとんどでしょう。ルーフトップバーイベントでも住民だけど初めてここに来たという人、多かったです。

実はそんなマンションで、世の中はあふれかえっています。

これには理由があります。住宅というのは基本的にクレーム産業。大規模マンションだと、一定数の「ご意見番」がいます。彼らからクレームをもらわないようにするには、どうすればいいのか?共用施設なんて使われない方がいい。誰も使わなければ、汚れないし壊れない。騒音もないからクレームの起きようもない。

しかし、本当にそれでいいのだろうか?宝の持ち腐れをしていないか?

そのささやかな疑問が、20年も務めた会社を飛び出して、「ワクワクをつくる」という旗を掲げて起業するパワーになりました。

企業体力がない弊社としては、まずは効率が良いマーケットに入った上で、十分な実績を積んでから、一気に面の制圧をしたいと思ってます。具体的にいま一番契約したいのは、東京の湾岸エリアもしくは武蔵小杉に立つ・600戸以上の規模を持つ・大規模なタワーマンション。

この規模になれば、ワクワクを作れる舞台装置は揃っているし、マンション住民に限定しても、集客が望めます。そして、可処分所得を多く持っている人たちには、企業にとってもCMをする価値があります。これは、上記のルーフトップバーイベントと同日開催した、現代アートのワークショップの様子です。

アート作家:むらいさきさん

これは、単なるアートワークショップではありません。ワークショップ開催前から、実はマンション内で個展を開催しています。つまり、マンション住民向けの個展を開いている作家の宣伝でもあり、販売プラットフォームの宣伝を兼ねているのです。

弊社の提供するコンテンツは、基本的にCM付きだと思ってくれていいです。マンション管理組合からはお金を取らないかわりに、住民が豊かな体験ができそうなCM付きのイベントが提供される、そういう仕組みでマンション内でのイベント開催を、管理組合主催のもと弊社が共催者として開催していく仕組みになります。

でも、CMがあろうとなかろうと、住民の居住体験が豊かになり、「このマンションに住んでよかった」と思う人が多くなるのであれば、全体として理にかなっているのではないでしょうか。

この日は、2イベントの他にも、「予約の取れない名店をマンションのパーティールームにお招きして住民同士の交流を深める」イベントを有料で開催したし、「ブランド品の修理と買取を同時に見積もれるサービス」の出店もアテンドしました。すべてのイベントは盛況に終わりました。

冒頭で述べたルーフトップバーのイベントは、海外不動産投資の会社にスポンサードいただいています。スポンサー企業にとっても、東南アジアを想起させて、海外不動産投資という投資手段を認知していただく、絶好の機会になったはずです。
スポンサードが付いているので、入場はもちろん無料、スポンサードのLINEに登録した人は、ビールも1本無料とさせていただきました。

普通、マンション内でのイベントというのは、99%住民のボランティアで成り立っている世界です。それはそれで素晴らしいことだと思うし、これからも続けるべきだと思います。でも、ボランティア主体のお祭りは開けても年に1・2回。
僕は、CM付きだとしても豊かな体験ができるマンション、住民同士仲良くなれるチャンスが数多くあるあるなら、そういうマンションに住みたい。現状、そうしたソリューションが全くないので、新都市生活研究所を作りました。

マンション管理組合との契約は無償です。弊社提供イベントは、CM付きもしくは受益者負担ですから。管理組合からすると、無料で次々とイベントが企画・開催されることになります。コロナ禍の立ち上げですが、既に10棟の契約を獲得しているし、今後も増え続けます。


このイベントも、すべては通過点に過ぎません。
新都市生活研究所は積み上げ型のビジネスを目指していて、ここから更に深堀していく予定です。完成した時には、日本の大規模マンションに住むという行為が、単なる住まい選びではなく住む場所+体験ができる場所となる、そんな世界を目指しています。

僕はもともとTV業界の出身。いわばまったく不動産やマンション業界とは関係がありません。社員も全員不動産とは無縁のキャリアです。でも、このコンセプトはいつか、マンション業界を変えるパワーとインパクトを持っていると信じています。いや、ほんのごく一部だけど既に変わりつつあります。

面白そうだなと、弊社に興味を持ってくれたらすごく嬉しいし、この巨大な市場を一緒に掘り起こすことを手伝ってくれたらもっと嬉しいです。共に挑戦してくれる仲間やインターンは常に募集しています。
・・・ということでまずは、一緒に話してみませんか?

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でも、上記の採用に関わらず、カジュアルな面談はいつでもウエルカムです!また、東京湾岸および武蔵小杉エリアのタワマン管理組合のみなさまや、そんなタワマンで自社のサービスやプロダクトをご紹介したい!という企業様もぜひお声がけくださいませ

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