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アシタカ

こんばんは。
守護神鑑定師の龍月(きみつき)です。
タイトルで「ん?」って思ったんじゃないですか?

宮崎駿の大ヒット作[もののけ姫]の主人公アシタカの名前は[トミヒコ]
トミの長脛彦の長脛に基づいています。
ただ、時代設定は、室町時代末期…
日本が統一を失い戦国時代へ向かう混乱期です。
しかし、物語は、歴史を超越した壮大なスケールですね。
古事記や日本書紀では、逆賊として蔑視される[トミヒコ]ですが…
しかし、古事記にも日本書紀にも、神武天皇がトミヒコに勝ったとは一言も書かれていません。
それどころか、神武天皇はトミヒコとの戦いに疲弊し、助けてくれと弱音を吐いています。
そこに飛来するのが、金鴟(金色のトビ)です。
これを素直に解釈すると
金鴟はトミヒコの使者であり
「お前は何者でありなぜ戦うのか理由を示せという」
伝令でもあります。
神武天皇が天孫族の末裔であると明らかになったところで、ニギハヤヒからの国譲りがおこなわれます。
第二次国譲り神話です。
第一次国譲り神話のあと、天孫族はなぜか国の中心には降臨せず、南西のはじっこに降臨します。
そこで四代の、いわゆる日向神話が語られ
「実はニギハヤヒという先輩が、ヤマトに先に降臨している。」
と知らされることになります。
トミヒコの影はあちこちに分散して語られているように思います。
ヒルコ=ヒルメ(アマテラス)の兄。
大物主
タケミナカタ
ヤマトタケル
四道将軍のオオヒコとヤマトトトビモモソヒメのタケハニヤスの冤罪と箸墓伝説。
しかし、どれも仮説です。

この辺りを調べてみるのも面白いかもしれません。

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