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詩の言葉たち
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2024年8月の記事一覧

即興詩 - Riverside

「紫陽花の記憶」 雲が影をつかって語りかけた(雲が影を落として語る 夢の中で見えていた景色 今思い出す 思い出す 紫陽花の記憶とともに 思い出す 静けさ中で 何も言葉は出ない 僕は立ちすくんで 空を見上げた 青と白と透明な歌 空中から糸をたぐるように ミュージックはいつもここで 生まれては立ち去る (風のように) 大地は草木を抱きしめて 虫の音を 茹だるような夏の空気の灯火の中に 虫たちの声はささやかな旅路を描いて 僕らに伝えようとした この星の産声から続く歌を 歌を