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【5分解説】MOOCを使ったオンライン海外留学のメリットとデメリット

以前、MOOCについてご紹介をしました。本日はMOOCのメリット・デメリットについて解説をしたいと思います。

MOOCについてまだ知らない方は下記の記事をご参照ください。

MOOCのメリット

まずは、メリットについてです。

●世界中の教育を受けることができる
なんと言っても一番のメリットは「英会話力」+「英会話理解力」があれば、誰でもどこでも世界中の教育を受けることができるという点でしょう。
MOOCのようにオンライン教育コンテンツを上手に活用し、それを理解できるようにすることは、世界中の教育を受けたと同等の価値があります。

●英会話学習のゴールが見える
英会話学習にも非常に効果的です。
通常の英会話学習において、「何のために英会話を学習していますか?」と質問をした時に、多くの方が、起こり得るか分からない想像のゴールを設定します。英語を「話せる」かどうかは、机上の空論ではなく実践に使わなければその効果を見ることはできません。
その点、MOOCであれば、単位を取ることやその授業を学べるようにすることを小さなゴールにすることができます。

●明確なゴールを作りながら、明日使えるスキルを得ることができる
MOOCを受けることは、短期的にスキルの向上にも繋がります。例えば、歴史に関する授業を受ければ、その授業で得た学びをすぐに明日の学業やプライベート、仕事に活かすことができます。
つまり、自分の好きな・必要なスキルを世界中から得ることが可能になります。

●実践的な英会話を体系的に学ぶことができる
MOOCは、「講義コンテンツ」「生徒交流(議論)」「プレゼンテーション」「試験」の4つに分けることができます。
この4つには、「聞く」「ユーモアを交えて話す」「説明する」「書く」など、英会話における必要スキルが盛り込まれています。単位取得を目指すことで、自然と必要な英会話がトレーニングすることができ、一般レベル以上の英会話力を身につけることができます。

●投資対効果が高い

今までの海外留学は、準備、生活、大学費用などを全部含めると、有名アメリカ大学の場合、4年間で1,500万〜することもあります。そのような費用を払って得ることができる教育コンテンツだったものが、「家にいながら、世界中の大学の授業を受けることができて、世界中の生徒と交流をすることができる」のですから如何にコストパフォーマンスが良いかお分かりいただけると思います。

●海外大学の単位や修了証を受け取ることができる
MOOCで単位や修了証を取ることは、単に〇〇大学の出身という経歴だけではなく、自らが得たいスキルをしっかり学べる人だということが証明できます。
また、この修了証を得るために、オンラインリテラシー、英会話スキル、その分野の専門知識が一定的にあることを証明してくれることにもなります。
採用の観点でも大きく評価をされる人材になるでしょうし、今後これらの流れは活発になると予想されます。

●世界中の英会話アクセントに触れることができる
1カ国に留学に行った場合、その国の英会話アクセントがメインになりますが、MOOCで、アメリカのハーバード大学、イギリスのオックスフォード、インドの大学、シンガポールの大学、日本の京都大学などを受講する場合、色々な国の英語に触れることができます。
同時に、英会話アクセントだけではなく、各国の文化も大学や生徒から感じ取ることができます。

このようにMOOCには非常に多くのメリットがあります。
これらのメリットを最大化できるとなれば…
大きな成長を得られるでしょう。

MOOCのデメリット

多くのメリットを享受できるMOOCですが、当然のことながらいくつかのデメリット(課題)もあります。

●オンラインであること
MOOCは実際にオフラインで会う機会が少ないため、オフラインならではの教授や生徒達とコミュニケーションをすることで生まれる一体感や親密感を得ることは難しいでしょう。

●全ての講義を受けることができない
各大学が行う全ての授業を受けることはできません。また、公開される授業は、基本的に"英語で行われているものだけ"という制限がかかります。つまり、英語ができない人は授業を受けることはできません。

●学校生活を楽しむことができない
海外留学ならではの、寮での生活であったり、実際に大学キャンパスに通って学ぶという体験はできません。

●修了証や卒業証書などが整い切れていない
全ての学部や単位がMOOCを含めたオンラインに対応しているわけではないため、希望通りにいかないことも多々あります。

●日本国内ではMOOCが浸透していないため、価値が不透明である
オンラインでの単位取得に関して、日本の通信大学と同様の価値以下になってしまう可能性があるので、これは発展的な啓蒙が必要であることは否めません。

●リアルタイムではないコンテンツが多いため、最新の話題が含まれた授業にはならない
通常の授業では、その時点での経済環境などを含めた話が講義でも活用されることが多いが、MOOCは録画配信も多いためリアルタイム性に欠けてしまいます。

●自分の興味対象が限定的になってしまうこと
通常の大学キャンパスであれば、人との出会いや様々な活動を通して自分が学びたい分野を気づき獲得していくことができるが、MOOCでは自分が学びたい分野を最初に定める必要があります。

●英会話スキル、英会話理解力が必要不可欠
どんなに魅力的な大学や講義があっても、中級レベル以上の英会話力がないとコースを修了することは困難です。MOOCを最大活用するために、中級レベル以上の英会話力は必須になります。

以上のデメリット(課題)も含めると、MOOC単体では、まだまだ本来の海外大学(キャンパスライフ)を再現できるとは言い切れないのが実情です。
一方で、メリットもあるのも事実です。
では、どのようにしたらデメリットを最小限に抑え、メリットの最大化ができるのか?
そこで我々が提供する「GTA」サービスについて少しご紹介をしたいと思います。

GTAとは?

GTAとは、Gogakudo Teaching Assist の略称です。
一体どんなサービスなのか?
GTAは、オンライン海外留学(独習)をサポートするサービスです。
つまり、MOOCを含めた海外大学のコンテンツを有効に活用するために、享受できるメリットの最大化、デメリットの軽減をパーソナルスペシャリストがサポートします。
具体的には、以下のようなサービス内容になっています。

●英会話力を短期で習得
MOOCを120%成功させることをゴールに、不足している英会話力をトレーニングします。MOOCを因数分解し、体系的に英会話力をつけることが可能です。講義を聴く=リスニング、議論をする=スピーキング、試験を受ける=ライティングといった形で複数のスキルセットを網羅することができます。

●講義を選択する上でのサポート
MOOCには非常に多くのコンテンツが溢れています。数多ある講義の中から自分が受けたい・興味のあるコンテンツを探すことも非常に難易度が高い工程となります。これらのコンテンツ探しやコンテンツ選びを、MOOCを知り尽くす専任のトレーナーが親身になってサポートします。

●ゴールの設定とロードマップの策定
MOOCを活用する上でのゴール(目標)の設定と、そこにたどり着くまでのロードマップ(計画表)を作成するお手伝いをします。自分ひとりではゴールを決めにくい、またゴールまでの距離がつかめないというのは良くある悩みの一つです。

●グローバル人材との交流
MOOCのデメリットの一つである交流機会が少ないという点は、『GOGAKUDO』のグローバル人材ネットワークによりクリアすることができます。GOGAKUDOのスタッフは、アメリカ人をはじめベトナム人、ウズベキスタン人、ロシア人と多国籍人材が在籍をしています。彼らとの交流はもちろん、世界から集結した彼らのネットワークを活用し、リアルな外国人との交流をオンライン・オフライン通じてすることができます。

●MOOCでの修了証を最小限活用するサポート
一つのゴールである修了証を取得した次は、それを活用しなくてはいけません。大学入学、就職・転職活動、ビジネスシーンなど、個人にカスタマイズして、どのような活用方法(利用価値)があるのかまでも徹底的にサポートします。

●産学官連携による大学との共同教材開発
GTAが提供する全ては、産学官連携による大学との共同開発をベース(脳科学的アプローチ)に、教材開発、スキル効率化、ティーチングアシストなどのプログラムが設計されています。
またこれらは「習熟度の可視化モデル」という分野で、東京都中小企業振興公社から評価を受けています。

オンライン海外留学・海外留学を成功させるために誕生したGTA。ご興味がある方は是非一度トライアルレッスンを受けてみてください。


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