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アラサーゲイが考えるカミングアウトについて

こんにちは。
アラサーゲイでコーチング勉強中のしんたろうです。

先日ほぼ4年ぶりに前職の同期と飲みに行き
その時感じたことについて書いていきたいと思います。

4年ぶりに会うことになった経緯

僕は4年前に前職を退職し
カナダへ約2年留学しました。

そして2年前に日本に帰国し
現在留学前と同じようにサラリーマンをしています。

ありがたいことに退職時に同期のみんなが
送別会を開いてくれました。

送別会を最後に同期とは4年間会っていませんでした。

前職は体育会系でしんどいことも多く
同期のみんなで励ましあって続けてたところがあり
本当に仲が良くプライベートで遊ぶこともありました。

カナダに留学した後もたまにLINEのやりとりをしていました。

そんな同期と2年前の帰国時に何故会わなかったのかというと
僕が帰国したことを伝えていなかったからです。

日本でゲイということを偽ることに疲れて留学したところもあり、
同期と会えば2年間何があったのか話さなければいけない。

カナダでカミングアウトして働いていたことや
今のパートナーが日本で起業することになって帰国したことを
また隠して話さなければいけないという煩わしさから
連絡できなくなっていました。

そんな中先日久しぶりに同期からLINEがあり
会社を辞めたとのことでした。

正直LINEを返すのか悩みました。

前の職場は病んでしまって仕事に来れなくなった同期や
先輩が結構いたので、
その同期も病んでしまったのではないかと心配になったのと、
連絡とることで自分のことを詮索されたくないという葛藤がありました。

でもやっぱり仕事を辞めるということは
何か大変な理由があったんじゃないか、
自分に何か手伝えることがあるかもしれないと思い返信しました。

辞めた理由は飲酒運転でほぼクビになったというもので
それ自体は大問題なのですが
精神的に病んでしまってという訳ではなかったので少し安心しました。

クビになる数ヶ月前に離婚をし
ここ数ヶ月で色々あったということだったので
会って話したいと言われ飲みに行くことになりました。

それで4年ぶりに会ったという訳です。

カミングアウトの必要性

飲みに行くにあたって
僕はもう自分のことを偽るのは嫌だったので
カミングアウトして全部話してしまおうと思っていました。

もう過去のモヤモヤから解放されたいという気持ちがありました。

実際に会ってみると前職での話が盛り上がり
僕が色々聞きたいこともあったので
ほとんど同期が話しているような状態でした。

この4年間で結婚し子供を授かって、
ただ、夫婦関係がうまくいかず離婚することになった。

会社では優秀賞を受賞して、惜しまれながらも
自業自得で退職することになったということでした。

また、資格と経験で、既に給料が同程度の会社に
内定をもらっているとのことでした。

どれも自分にはないものでしたが
自分はそういったものに価値を感じなくなっていたので
羨ましいとは思いませんでした。

4年間僕も留学し、帰国後条件だけで会社を選び、
生計だけを立てるための仕事に働く意味を見失い、
自己理解をして自分の価値観を明確にしたということもあり
もうお互いの価値観がずれてしまっていることを感じました。

また以前のようにみんなで集まりたいと
思うこともあったのですが
他の同期も結婚したり昇進したりしていて
価値観も違うし、向こうには家庭もある。

どうせ自分のことを話しても
理解されないんだろうなと思うと
カミングアウトする気でいたのですが
その意味あるのか分からなくなってしまい
結局せずにお別れしました。

今度みんなで集まろうと言われたのですが
またこんな思いをするんだったら
断ってしまうんだろうな。

帰国した時にもうカミングアウトして
暮らしていこうと思ったのですが
やっぱりそんなすぐには変われないんですね。

また、受け入れられたとしても
価値観が合わなければ結局話も合わないので
カミングアウトは無理にしなくてもいい。

どうしても同期が困っていて
自分が力になれることがあったら力になる。

今はコーチングのことを頑張りたいし
しばらくはそれでいいことにしておきます。

まとまりのない感じになってしまいましたが
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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