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AWS クラウドプラクティショナー(CLF-C02)合格体験記

はじめに

公務員からSEに転職し、エンジニア歴3年。AWSやAzureなどのクラウドサービスを業務で使用するため、より知識を深める意味でAWS クラウドプラクティショナーを勉強し890点で合格しました。
AWSの操作や設定に関する基礎的な知識は業務を通じて身につけましたが、AWSが提供する幅広いサービスや、そのベストプラクティスについてはまだまだ理解が不十分だと感じていました。そこで、AWSの全体像を体系的に学び直し、より深い知識を得るために「AWS認定クラウドプラクティショナー」の試験を受けることに決めました。この試験に合格することで、自身のスキルを証明し、今後のキャリアアップにもつなげたいという強い思いがありました。

勉強期間

AWS認定クラウドプラクティショナー試験に向けた勉強期間は、約1か月でした。この1か月間、毎日の通勤時間(往復合計2時間)をフルに活用して、効率的に学習を進めました。

使用した教材

・AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー 改訂第3版 (AWS認定資格試験テキスト)

このテキストはAWSの基礎から各サービスの詳細まで幅広くカバーしており、初学者にも分かりやすい内容です。朝の通勤時間にはテキストを読み進め、帰りの時間には読み終えた章の要点をまとめることで、理解を深めました。

・【CLF-C02対応】AWS認定 クラウドプラクティショナー模擬試験問題集(390問)

Amazonで評価がよかったため、模擬試験を解く練習はこのテキストを使用しました。最初のページに問題があり、次ページに解答と解説が載っているため、スマホでスワイプしながら勉強するのに便利でした。
テキストで概念を覚えた後は、この問題集を繰り返し説きました。
あと巻末にサービス名の概要をあるため、試験当日に見直しを行うときにも重宝しました。

勉強開始から試験までの1か月間の流れ

1か月間の勉強期間は、週ごとに以下のように区切って進めました。
第1週: 基礎固め
最初の1週間は、「AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー」の本を通読しました。朝の通勤時間にはテキストを読み進め、帰りの時間には読み終えた章の要点をまとめることで、理解を深めました。
第2週: 模擬試験問題の初回
2週目からは、「【CLF-C02対応】AWS認定 クラウドプラクティショナー模擬試験問題集(390問)」を使って、問題を解き始めました。初めて問題を解く際には、分からない部分や曖昧な部分が多くありましたが、解説を読むことで理解を深めました。毎日50~60問ずつ解き、通勤時間を利用して問題集を1周しました。
第3週: 模擬試験問題の2回目
3週目には、同じ模擬試験問題集を2周目として解きました。初回で間違えた問題や難しかった問題を重点的に復習し、解説を読み込みました。この段階では、初回の解答と比較しながら進め、理解度の向上を確認しました。
第4週: 最終確認と試験対策
最終週は、3周目として再度問題集を解きました。毎日の通勤時間を使って、過去に間違えた問題や理解が不十分だった部分を集中的に復習しました。また、試験直前には、模擬試験を本番と同じ時間配分で解き、実際の試験環境に慣れるようにしました。

試験前日・当日

試験前日と当日の過ごし方は、試験の結果に大きな影響を与える重要な要素です。ここでは、私が実践した具体的な準備方法と試験当日の過ごし方について詳しく説明します。
試験前日の準備と過ごし方
試験前日は、これまでの学習の総仕上げと、リラックスして過ごすことのバランスが重要です。
軽い復習:
試験前日は、これまで学んだ内容の軽い復習を行いました。模擬試験問題集の中で特に苦手だった問題や、間違えやすいポイントを再確認しました。過去に間違えた問題を中心に見直し、理解が不十分な部分を再度復習しました。
リラックスする:
試験前日に詰め込み過ぎると、かえってストレスが溜まってしまいます。そのため、夕方以降はリラックスすることを心掛けました。好きな映画を見たり、軽い運動をしたりして、リラックスした状態で翌日に備えました。
早めの就寝:
十分な睡眠を取ることも非常に重要です。試験前日は、早めに就寝し、試験当日に備えました。
試験当日の流れと心構え
試験当日は、万全の状態で試験に臨むための準備と心構えが必要です。
早起きと朝の準備:
試験当日は早起きを心掛け、試験開始の2時間前には起床しました。軽い朝食を取り、試験会場に向かう準備を整えました。試験会場までの交通手段や所要時間を事前に確認し、余裕を持って出発しました。
最終確認:
試験会場に向かう途中、行くまでの時間を利用して最後の復習を行いました。「【CLF-C02対応】AWS認定 クラウドプラクティショナー模擬試験問題集(390問)」の巻末のサービス一覧の概要をざっと見し、各サービスの機能や役割等を再確認しました。
リラックスした心構え:
試験直前には深呼吸をして、リラックスすることを心掛けました。過度に緊張せず、落ち着いて試験に臨むことが重要です。自分がこれまで努力してきたことを信じ、自信を持って試験に挑みました。

合格発表

試験が終わり、結果が表示された瞬間、私の努力が報われたことを実感しました。860点という高得点での合格は、自分自身の学習方法が正しかったことの証明でもあり、大きな達成感を得ることができました。
感想と今後の目標
AWS認定クラウドプラクティショナー試験に合格したことで、自分の知識やスキルに対する自信が深まりました。今後は、この経験を活かしてさらなるキャリアアップを目指していきたいと考えています。
今回の合格をきっかけに、次はAWSの上位資格であるAWSソリューションアーキテクト アソシエイトやプロフェッショナルレベルの資格に挑戦したいと思います。これらの資格は、さらに高度な知識とスキルを要求されるため、今回の経験を基にしっかりと準備を進める予定です。

まとめ

AWS認定クラウドプラクティショナー試験に合格するまでの道のりは、決して楽なものではありませんでしたが、その過程で得た知識やスキルは、私にとって非常に貴重なものとなりました。毎日の通勤時間を有効に活用し、計画的に学習を進めることで、限られた時間の中で効果的に学ぶことができました。
今回の合格を通じて、自分の成長を実感し、今後のキャリアに対する自信も深まりました。この経験を活かし、さらなる成長と挑戦を続けていきたいと思います。



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