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【3D プリンタ】カメラの保護用薄型レンズフードを自作する

SONYのα7Riii を使っています。レンズは単焦点レンズを3本しか持っていません。しかしメインの2本はかなり自己主張の激しい大きめのレンズです。

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レンズフードはつけたいけど

で、こういったレンズにはレンズフードというものがあります。主に余計な光が入らないようにするためのものですが、室内撮りばかりな私には無用で邪魔な存在。

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ね?しかしフードにはもう一つの役割があって、万が一レンズをどこかにぶつけたときにフードが先に当たってレンズを保護してくれます。でも邪魔。なので社外性の薄型のレンズフードも試しました。

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そう。段差ができるんです。この段差は本来SONYのフードを付けるための場所。バヨネット式という機構で45度くらい回すだけで簡単にハマります。でもこれはメーカやレンズごとに異なるため、社外のレンズはレンズの先のフィルターを付ける場所にねじ込んで止めます。だから見苦しい。

自分で薄型保護フィルターを作る

ということで自分で作ることにしました。条件はこれ。

1. バヨネット式
2. 1cmくらいのコンパクト設計
3. 段差とかが出来ないようにする

さて、バヨネット式の構造はどこにも書いてありません。なので実際のレンズとフードを見ながら構造を理解し、計測して作図しないといけません。がんばった!

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テスト印刷をして修正したら本番印刷しました。

完成

標準精度で45分くらいでしょうか出来ました。

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実際に取り付けます。なんかまるで純正品のようです。カシっとハマったときは感動モノでした。

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今回作ったのは、SONYのEFレンズ用の 72mm用。レンズは SEL 50F14Zです。もう一つのレンズ SEL24F14GM はレンズ67mmなので、また別途設計して作り直しです。でもこれが出来たらだいぶ満足かもしれません。

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