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ガラス面越しに撮影するときの映り込み防止フードを100均の材料で作る

ガラス面越しにカメラで撮影するとどうしても室内の光がガラス面に写りこんでしまいます。そのための製品はあるのですが、ちと高い。

ということで、それを自作する型を作って公開されている方がいらっしゃいましたが、これがまた縫ったりするので、ちょっと敷居が高い。なので出来る限り安く簡単にできる方法を考えました。

- 100円ショップのクッションケース(B5サイズ) 100円
- マジックテープ(ベルクロ) 100円
- NITTO 両面テープ 5015 約350円

このNITTO の両面テープがポイント。ポリエチレン、ポリプロピレン、発泡体など通常の両面テープで苦手な奴でも対応できる優れもの。DIYやるなら絶対にもっておけ!って代物です。

その他は、油性のペンとか定規とかハサミとかカッター。ハサミはラウンドブレードのものがお勧めです。

作り方

まずはクッションケースをカットして開きます。

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続けて、中心折り目の下から6cmのところから斜めにカットします。

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ここから円を描く方法があればいいのですが、ひとまず中心から放射状に5cmのところに印をたくさん書いて適当に線でつないでカットします。実際これで十分な精度です。

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円をカットしたら、表と裏の斜めの辺に両面テープ(NITTO 5015)でマジックテープ(ベルクロ)を接着します。しっかり押さえてつけましょう。

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最後に、2つ折りにして大体丸になるように大きくカットです。ただ実際はこれカットしなくても十分使えるんですよ。

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大口径レンズ対応

これで終わりでもいいのですが、上画の折り目に沿って3,4cm カットして、その両サイドにマジックテープの硬い方を両面テープでつけて、マジックテープの柔らかい方を横向きにカットしたスリットが開かないように留めておきます。これでレンズの口径が大きいレンズでもスリットを緩めて使うことが出来ます。

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完成!

完成したものがこちら。軟そうでしょ?やわいです。ちゃんとしたものが欲しくなったらお金出して買いましょう。

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効果

まずフード無しで撮影したものがこちら。ガラスに手前の部屋の壁や扉が映ってしまっています。

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そして、フードを付けて撮影したもの。完全に映り込みがなくなっています。

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コツは、ガラス面にフードが付くようにして撮影すること。新幹線や飛行機から撮るときは結構効果が高いです。ただ、こういった乗り物の窓ガラスが思ったよりも汚いことがよくわかりますw

よく使うようになったら良いものを買おう

まぁ素材も柔らかいのでやわいです。効果は高いです。すぐ試すなら近所の100均に行って作れます。冒頭に製品を紹介しましたが、最近は類似品がたくさん安く売られるようになりました。

この辺なら書いやすいでしょうし持っていても良いでしょうね。

まとめ

100均の材料でフードを作ろう
この両面テープがポイント
気に入って撮影回数が増えたらちゃんとしたものを買おう。


皆様からのサポートで、私も何かをサポートできるような更新を目指します。