α7シリーズ用 自撮りミラー作成②。お安くDIY。100均ミラー一つで広角自撮り撮影にも対応!
さてα7シリーズ用の自作自撮りミラーの格安版です。もうこれでいいやとなったので。だいぶ前に書いていたのを忘れてた。
材料と道具
結局材料は100均のラメミラーSを使っています。最初に使っていたのがSSでしたが、今回はS。
そして道具はプラスチックをカットするための小型のホビー用ののこぎり。あと個人的に持っているといいのが定規がついたマスキングテープ。
ミラーを剥がして表につける
これが一番難しいかも。
まず、ミラーを本体から浮かせるように角を力いっぱい曲げます。そしてその隙間に薄くて硬いもの(ギターのピックがベスト、あとはカッターナイフの歯とか)を挟み込みます。
この状態でドライヤーをミラーの裏側から当てます。近接で10-20秒。温められると接着剤が溶けてきますので、更にカードなどを刷り込ませてだんだんミラーを剥がしていきます。
こうしてまたドライヤーを当てて、カードで徐々に剥がしていきます。数回やれば多分剥がれます。
剥がれたミラーはその接着剤をそのまま使って表面に貼り付けます。
ホットシューに合わせてカット
次は、蓋の端をホットシューに刺さるようにカットします。
蓋を締めた状態で左から、18mm開けて、2mmカット、また18mm開けて2mmカット、最後にまた18mm開けてカットです。
大変そうですが4,5分なればカットできます。
軽くカッターやヤスリで整えると、こんな感じ。
以上で完了です。
使い方
今回の加工は2つのポイントがあります。
ホットシューの刺さる場所が3箇所ある。
ホットシュースリットのセンターがずれている
では真ん中のスリットをホットシューに挿して、液晶モニターを上に向けます。
実はきっちりとセンターで見えるようになっています。
これは、α7の液晶モニターが本体の中心ではなく左にずれているからです。ミラーもそちらにずらさないといけません。
広角対応
広角レンズを使って自撮りをしていると、中心に立っている時はいいのですが、画面の左右によって撮影する場合もあります。その場合ミラーを見ると... 見えない。
そこで、ホットシューに指すスリットを変更して、ミラーを移動した方向にずらします。
今度はちゃんと見えますね。2cm程度の異動ですが、十分端からも見えるようになりました。動画撮られている方って、実はセンターではなくて少し横に立って映ることが多いんですよね。そのためにはこの機能が便利です。
追記
ただ、今回使ったミラーSはSSよりも大型なので、なら35-50mmのレンズで左右に動いても結構ぎりぎり見えるので、標準レンズの時はセンターのままでも良いでしょう。
ということで、誰か商品化してくれないかな?と思いつつ、もう自分はこれでいいや、どうせ自撮りするケースも殆どないし、と思ってしまったり。
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