【Ender 5 S1 導入記】その4 印刷前準備
加熱と材料セット
3Dプリンターはプラスティックのフィラメントを溶かして、成型するので加熱が入ります。加熱される個所は2か所。
材料を溶かして射出するノズル(180~240℃前後)
材料を乗せるビルドプレート(40~120℃前後)
材料のセットやメンテナンスでも加熱は逐次必要なので、どうやってそれぞれを加熱するのか、印刷に向けたプロセスはどうなのか?大事です。
材料向けにノズル・プレートを予熱する
ノズルだけを予熱する
プレートだけを予熱する
印刷時の流れ
まぁこれも結局オンラインマニュアルに全部書いてあるんですけどね。
ノズルとプレートの余熱(マニュアル操作)
Prepare (準備)のメニューで全部できました。
Nozzle Temp(ノズル予熱)
H&B Teamp(ベースプレートの予熱)
Preheat PLA(ノズルとベースプレートの温度を規定値で予熱)
簡単です。余熱を止めるときは0℃にセットすればいいだけ。
さて、この規定値はいったい何度なのかというとあらかじめセットできます。これが Settings メニューの中のPLA preheatings と ABS Preheatings のメニュー。私は PLAは210℃と50℃、ABSは260℃と90℃です。
フィラメントを挿入!
さて、フィラメントを挿入します。これがスムースにできないとね。まずは先ほどの手順でノズルの温度を上げておきます。
ではいざ挿入です。フィラメントリールをひっかけたら、フィラメントセンサーの下の穴から挿入します。一瞬引っかかるけどガンガン押し込みます。
テフロンチューブの中を押し込み、チューブの先からフィラメントが出てきたら、ヘッドに入れていきますがすぐに詰まります。ここからはストッパーのレバーを引いた状態で押し込みます。
レバーを引いたまま押し込み、いったんレバーを話してフィラメントを固定したらまた、テフロンチューブを上げて押し込むフィラメントを確保。れべーを引いたまま押し込み、を繰り返します。
ノズルの先端から溶けたフィラメントが出てきて、前のフィラメントが完全になくなればOK。レバーをもとに戻して、最後にテフロンチューブを装着すればOKです。
完了したら、ノズルの温度は0に戻しておきましょう。
印刷時の加熱
印刷時は、上記の手順であらかじめ余熱を入れておいてから印刷を開始、もありですが、実際には印刷データの中に温度設定も書かれているので、印刷するファイルを選んで印刷を開始すると自動的に予熱→印刷となるので、特に予熱をしなくても大丈夫です。
もちろん予熱して、そこから印刷をかけてもOK。
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