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【Ender 5 S1 導入記】その2 組み立て楽々

日本語情報なし!

私は Amazon のタイムセールで買ったのですが、Ender 5 S1については説明書などは全く日本語情報がありませんでした。Webサイトに公開されているマニュアルも日本語がなし。といっても組み立ては簡単なので、英文も読まずに全く問題なく出来ると思います。

電子マニュアルはどこ?

見開きの小さなマニュアルはページが開きにくく本当に見づらいので、電子マニュアルをiPadで開いてみようかと思いましたがなかなか見つからず。結局 Creality の製品サイトではなく、Creality Cloud のサイトにありました。

一応こちらがリンク。

場所確保&開梱

さて組み立てですが、ダンボール内に4層で入っていますが、一番最初に使うベースコンポーネントが下の方にあるので結局出さなきゃならないので広い場所は確保してはじめに全部パーツを出しちゃいましょう。

ネジ消化で組み立て確認

組み立てはそれほど難しくなく、1時間もかからないでしょう。プロセス確認としては付属のネジの消化で進捗がわかります。

どれがどのネジなのか、袋に書いてある文字が見づらいのでマジックで書いておくと良いです。

大まかな組み立てが終わり、ネジが無くなったら最後は配線とチューブ設置、それらを束ねて終わりです。

あると便利な道具

あると便利、レベルではなく、個人的に必須だと思っているのが電動ドライバー。付属のレンチでは結構やってられない。

また組み立ては六角レンチなので、ヘックスビットも必要です。

組み立ては最後には増し締めが必要なのですが、電動ドライバーで増し締めをやると耐久度が10N/mまでなのでそれ以上の力をかけると壊れる場合があります。なので増し締めは付属のレンチか、ヘックスビットをグリップに取付けて行うのが良いかと。

最後に大量の発泡スチロール的な物が出てきます。そのまま捨てられるのであれば問題ないですが小さくしたいときはこの発泡スチロールカッターが最高です。スパスパ切れます。

【1/10】垂直フレームの取付け

20本ある M5x25 の六角レンチで4本の垂直フレームを取り付けます。マニュアル通りシールが貼ってあるので間違えないように取付け。

こんな感じで M5x25 を2本ずつ使って 4本の垂直フレームを取り付けます。あ、早々ケーブルがバラバラと邪魔なので、ビニール袋に入れてまとめておくと良いです。

【2/10】3Dプリンター本体の取り付け

垂直フレームと同じくM5x25を2本ずつ4箇所で3Dプリンター本街を取付け。はじめに取付方向をしっかり確認します。

これで M5x25 は残り4本。

【3/10】Z軸にベースを取り付ける

パーツが入っていた発泡スチロールなどを使って垂直軸に、ベースを M5x25 4本で取り付けます。

面倒だけど、しっかりと発泡スチロールを重ねてそこにベースを乗せて、Z軸の方を縦位置を調整してネジで取り付けます。

この時点で M5x25 は全て使い切りました。

【4/10】ベース支えの取付け

ここで一旦Z軸に取り付けたベースを上下逆さにしてベースの裏面を上にします。図をちゃんと見ないと気が付きにくいので注意。まぁすぐきがつくけど。

M5x25 ネジで2本ずつ左右で支えを取り付けて、M5x20 2本でベースに支えを取り付けます。この時点でM5x25ネジを全て使い切ります。

【5/10】ベースを本体に組み付け

ベースを取付けたZ軸を本体内部に入れてネジ止めします。図の通りにやれば問題ないです。ちょっと上に持ち上げて一旦中に入れて通せばOK。

この写真はベースを下げすぎ。でも真ん中より下の方に下げておかないと、上部のプリンター本体と干渉して入らないので注意です。

入ったら、M5x30 の一番長いネジ4本で上下取付けます。これで使い切りです。Z軸を気持ち持ち上げながらネジ穴を合わせて上2本から先に取り付けるのが良いでしょう。

1本ネジが取付けられれば後は楽ですね。

【6/10】フレーム補強の取り付け

底面と垂直フレームの補強材を取付けます。補強材にはLとRが書かれており、正面から見て左にはLが上になるパーツを取り付け、右側にはRが上になるようにパーツを取り付けます。

ベースのM5x20で4箇所取付け。さっきベースの支えを取付けたのと同じネジで、ここで M5x20は使い切りです

【7/10】フィラメントスプール取付け軸の取り付け

フレーム右奥に、フィラメントスプールを引っ掛ける軸を取付けます。M5x14の銀色のネジを使いきります。このネジが一番取付けづらいです!もうちょっとどうにかならなかったのかなぁ。

ドライバーを斜めに入れないと回せない。

【8/10】ケーブルの配線

配線と行ってもコネクターを取り付けるだけ。ただ場所によっては手が入りづらくて面倒。付属のマニュアルノエが小さいので電子マニュアルで見ながら進めたほうが良いです。

これがX軸のモータへの結線2箇所。

フィラメントセンサーへの結線。

エクストルーダーへの結線。コネクタ止めを広げて差し込み、さいごにケーブル止めに引っ掛けました。

Y軸モーターへの結線箇所は、フィラメントセンサーの横です。

コントローラーへの配線はネジでしっかり固定。

一番下のZ軸を軸モーターへの結線が一番つらかったです。本体持ち上げて下から取付けたほうが楽だったかも。

そうそう、本体裏の電源設定が115V担っていると思いますが、一応確認。

【9/10】テフロンチューブの取付け

フィラメントを通すためのテフロンチューブの取付け。フィラメントセンサーの上部から突っ込み、根本パーツを持ち上げたら、ブルーのフックで固定します。これで抜けなくなります。エクストルーダーへは上からさして終わり。今後毎回抜き差しするのでこれでOK。

【10/10】ケーブル止め

このパーツは素晴らしかったです。プラプラしているケーブルを本体のフレームに取り付けます。もう少しケーブルカバーのようなものでも良いかもと思いましたが高く付きそうだし。

太いケーブルは勇気を持って曲げて無理やり入れて下さい。

完成!

ようやく完成です。手際のいい人なら30分もかからないでしょう。組み上げて結線するだけですからね。

本当に手順がわからなくなったのはこの後でした。ということで調整編と印刷編に続く(はず)

皆様からのサポートで、私も何かをサポートできるような更新を目指します。